脳にごみをためない最強献立!減塩&カロリーオフ
2024.01.052024年01月20日
認知症になるのは、人間だけではないようです
ねこも認知症に。高齢になるといろいろ問題が……
我が家の先住ねこ、トラは今年で15歳。人間でいうと、76歳。もう立派なおじいさんねこです。見た目は、小さい頃と変わらないので「え、もう15歳!」と思ってしまいます。が、外見とは裏腹に、高齢猫特有の変化がいろいろ現れてきました。
変化1:きばれない、出ない
数年前から、「大」の失敗が増えるようになりました。
様子を見てみると、肛門に便がついていることが多く、どうも全部出し切れていないよう。
う〜ん。ねこも人間と同じで、高齢になるときばる力が弱くなるのか……と思い、粉末のビオフェルミンをご飯に混ぜて、食べさせてみることにしました。
すると、効果てきめん。
しばらくすると、以前のようにちゃんと出し切れるようになり、布団を汚すなどの粗相もしなくなりました。
ちなみに、ビオフェルミンは人間の薬ですが、猫でも量に気をつけて飲ませれば大丈夫だそうです(※効果には個体差があります。かかりつけ医に確認してください)。
変化2:夜鳴きをするように
夜中に何度か起きて、夜鳴きをするようになりました。
それも、扉の前で、大きな声で鳴くんです。
「老猫の夜鳴き」で調べてみると、猫も人間と同じように10 歳を過ぎるころから、認知機能の衰えが見られはじめ、15歳以上の半数の猫に認知症の症状が見られるそう。
時間の感覚がなくなって昼夜逆転の生活をしたり、自分がどこにいるのかわからなくなったり、まるで人間の認知症と同じような症状が出てくるそうです。
トラの夜鳴きの原因が、認知症なのかどうかはわかりませんが「トラ、お母さんはここにいるよ。まだ夜だよ。シャナも布団で寝てるよ」と声掛けをすると、安心するのか布団に戻ってきて寝ます。
変化3:体重が減った
シャナがどんどん大きく成長するのとは正反対に、トラはどんどん小さくなり、今では撫でると背中の骨がわかるように。
しっかりご飯を食べ、大好きな煮干しもばりばり食べています。なのに痩せるのは、加齢に伴う生理的な現象なのだそう。これも人間と同じですね。
キャットフードの種類が豊富に
先日、キャットフードを買いに行ったら、認知症機能に特化したモノが売っていました。
これまでも、腎臓ケアや、オーラルケアなど、機能に特化したキャットフードは、いろいろ売っていましたが、認知症機能に特化したものを見たのははじめて。
ねこも人間同様、ご長寿時代になり、認知症になるねこが多くなってきたということでしょうか?
ねこはこれまでも何匹か飼ってきましたが、ここまで長生きした子は、トラがはじめて。
それだけに、この子の最期とどう向き合ったらいいんだろう、と、父親のとき以上にいろいろ考えてしまう、今日この頃です。
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