古い帯や着物を活用しましょう

【着物リメイク】お正月飾りのワークショップ

公開日:2023.10.09

仲良しグループの皆さんと一緒にお正月飾りを作ってきました。今日はその時の様子をご紹介します。古くなった帯や着物の活用法として、ご参考になればうれしいです。

【着物リメイク】お正月飾りのワークショップ
不要になった帯、着物、帯締めなどを使ったお正月飾り

土台を作りましょう

こんにちは。今年(2023年)も残すところあと3か月。1年あっという間ですね。

先日仲良しグループさんからお声掛け頂き、皆さんと一緒にお正月飾りを作ることに。

土台の帯に帯締めや水引、その他のパーツをのせて完成となりますが、簡単に土台の作り方をご説明します。

今回は1本の帯を縦横半分ずつ4等分にカットしたものを使いました。

周りはミシンでステッチしています。

土台を作りましょう

  1. 土台になる帯パーツを、半分より少し後ろが長くなるように2つ折り。さらに上の部分を半分ぐらいのところで山折にして、2つ折りにした少し下まで持ってくる。
  2. 手前を少しずらす。
  3. 4枚重なっている所をリボンを作るように折り、輪ゴムで軽く留める(2重くらい)。
  4. 後ろ側になっている部分を表にくるりと持ってくる。
  5. 3の輪ゴムに通す。

これで土台の完成となります。

帯の長さや模様によって変わってきますが、お好みで大丈夫です。

帯を選びます

まずは皆で土台の帯選び!

色や柄、光沢があるものや刺繍があるものなどさまざまですので、この時は皆さん真剣に悩みました。

帯を選びます

帯締めで差し色を

土台が決まったら帯締めを選びます。

この帯締めの色によってかなり印象が変わるので面白いですね。

帯締めで刺し色を

帯締めは、土台に巻きつけた輪ゴムに通したり、巻き付けたりしてお好みの形に整えます。

帯締めで刺し色を

帯締めで刺し色を

帯締めで刺し色を

形が整ったら輪ゴムの部分を帯締めごと紐でぎゅっと縛ります。これでしっかりと固定されます。

水引を整える

さらに水引をのせていきます。水引はグルーガンを使って形を作りますが、今回はグルーガン初体験の方が3名いらっしゃいました。

最初は緊張気味でしたが、あっという間に慣れて上手に。

水引は90cmの長さのものを10本ほど使っています。

水引を整える

水引を整える

水引を整える

パーツを乗せて完成

花のパーツを作り、さらにさまざまなパーツをのせて仕上がりとなります。

パーツを乗せて完成
小さな土台に着物生地を刺して花パーツ作り

今回は留袖の比翼で作った白い花、フェイクの松、南天、帯で作った小さなパーツなどなどいろいろ使っています。

隙間なくパーツを飾り、後ろに紐を付けたら完成です。

どんどん華やかになり、皆さんそれぞれ素敵な作品が仕上がりました。

パーツを乗せて完成

パーツを乗せて完成

パーツを乗せて完成

パーツを乗せて完成

パーツを乗せて完成

最後に記念撮影。

パーツを乗せて完成

選ぶ帯や帯締め、パーツによって印象がかなり違いますね。

華やかなものやモダンに仕上がったものなど、世界に一つのお飾りになりました。

百円均一ショップやネットショップなどのパーツを使うのも良いですね!

今回は帯を4等分にしましたが、次回は1本をそのまま使ってチャレンジしようかと思っています。

本日もありがとうございました。

■もっと知りたい■

横田地みか

箪笥に眠っている着物をアップサイクルして日々の生活に取り入れています。今までに作ったもの、新しい作品などを中心にご紹介します。古い着物を持て余している方にアップサイクルのヒントになればうれしいです。instagram
 

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