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2021.10.032023年09月11日
夏のアイデア食
我が家の定番・超おすすめ!「塩いか」のマリネ
塩いかは名の通り塩蔵食材です。おいしさ太鼓判、1週間は軽く持つ! 我が家の夏の定番【塩いかのマリネ】をご紹介します。
塩いか
塩蔵ですからそのままでは、塩辛くて食べられません。先輩たちは、塩抜きしてきゅうりと和えたり、酢の物にしたり、酒粕を使った粕もみにして食べてきました。
長野県は周りを、愛知県・岐阜県・静岡県・山梨県・富山県・新潟県・群馬県・埼玉県に囲まれています。
私の暮らす長野県・飯田市・下伊那地区は、穏やかな気候と民族芸能の宝庫として知られていますが、海はありません。なのに?
……だから塩いかなのです。
塩いかは、スルメイカの内臓を取り、胴体に足が詰め込まれています。
価格が高騰! 1000円以上。思い切って買いました(ネットでも売っています)。夏の定番、食べなくちゃ。
塩いかは江戸時代の中期から作られていたそうですが、冷蔵庫のない時代の保存食です。海産物としては干物が一般的でした。魚とみれば、飛びつきたい気持ちは現在も変わりません。
冷蔵庫もあるし、生のいかがあるのに、なぜ? と、思われるでしょう。
塩いかは、うまみが凝縮されていますから、生のいかでは出せない味が魅力です。
一番肝心なのは塩いかの塩抜き加減
塩いか何gに水の量何cc、何分とは一概に言えません。同じように見えても、大きさや厚みが違います。
写真の塩いかは、塩分20%と表示されていました。
頼りになるのは、自分の舌です。
味を見て、ちょっと塩辛いかな? 位が良いと思います。残ったうま味を含んだ塩分が、マリネ液の味になります。塩抜きしすぎない!
作り方
私は40年ほど前から、毎夏作っています。アバウトで大丈夫。自分好みの味を見つけましょう!
今回初めて玉ねぎを測ってみました。いつもより多目です。いかが少なく感じるかもしれません。
材料
塩抜きした塩いか 2杯、玉ねぎ(多め)、きゅうり(他にマッチ棒大に切った人参・ピーマンなども)
玉ねぎは多めがおすすめです。とてもおいしくなるからです。
作り方
野菜は全て薄切にする。密閉容器に、玉ねぎ・塩いか・きゅうり、の順で段にして詰める。
マリネ液:酢(私は米酢にしました)・サラダオイル・黒コショウ・醤油をほんの少し。
※少量の醬油は風味が増す気がします。塩は入れません。
酢とサラダオイルは同量程度にします。酢を好きなだけ注ぎ、目分量でサラダオイルを注ぎます。
酢を注いだら、しばらく置いて量を見ます。落ち着いてからゆっくりとサラダオイルを注ぎます。
各分量は、塩いかの大きさや厚み、塩抜き加減で、味を見つつ調整します。
材料や調味料など量った事はありません。
急ぐと酢もサラダオイルもたくさん入れ過ぎになります。
上の写真(翌日)では、液が少し多くなりました。野菜から水分が出ているようです。
全体が液に浸からなくて大丈夫です。3分の1位(容器の高さ)の量にしていますが、少なくてOK。
密封容器は、逆さにひっくり返せばいいし、逆さにできなければ、混ぜれば良いのです。
翌日には必ず容器を逆さにひっくり返すか、中の野菜を混ぜてください。
翌日からがおいしいです。たくさん作って楽しみましょう!
1週間は持ちます。採れたてのトマトの上に盛り付けました。大好きなトマトの甘みと合います。
マリネ液はドレッシングです。いろんな野菜とどうぞ! 電子レンジにかけたニンジンや、かぼちゃもおいしいです。
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