着ない服がどんどん捨てられる!7つの法則
2023.12.232021年06月20日
編集部自腹で体型カバーパンツを試着してみた
50代女性におすすめの美脚パンツは?商品を徹底比較
最近パンツスタイルが決まらない人必読!年を重ねるほど、実はパンツ選びが難しくなるんです。ハルメクWEB編集部が、50代女性が美脚に見えるパンツを徹底調査。どんなシーンでも使えて体型カバーもできるキレイめ美脚パンツの選び方をご紹介します。
年を重ねるとパンツ選びが難しい理由
閉経を迎える50代を境に、女性は体型が大きく変化します。上記イラストは、「3D人体計測システム」で測定したデータから作成した「9号体型女性」の30代と50代の立体モデルを比較した図です。
同じ9号なのに、30代に比べて50代はさまざまな部分で体が変化していることがわかります。
50代女性に起きる体の変化
- ・バストの位置が下がる
- ・二の腕が太くなる
- ・猫背気味になる
- ・腰まわりに脂肪がつく
- ・ウエストから下腹部に脂肪がつく
- ・ヒップの頂点が下がる
この変化は、痩せ型の人もぽっちゃり体型の人も同様に起きます。特にウエストから下腹部の前側に脂肪がつきやすく、ぽっこりお腹が気になるように。そしてお尻は、ヒップの頂点が下がります。
体全体のサイズに変化はないので、30代から変わらない洋服サイズを選んでいるという人は多いでしょう。しかし上記に挙げたように体形は変化しているので、今までよりもパンツスタイルが素敵に見えなくなってしまうのです。
50代からの美脚パンツ選びのNG例
ではいざ美脚に見せたい!と思ったら、どんなパンツを選べばいいのでしょう。
スキニーパンツ
例えばキュッと引き締め効果のある、体にフィットするスキニー。確かに脚はスラっと見えます。しかし年を重ねて出てきたお腹まわりや脚の肉づきが、どうしても見えてしまいます。
腰まわりをカバーする大きめのパンツ
体型をカバーしようと、お腹まわりとお尻まわりを隠すような、ゆったりとしたサイズ感のパンツを選ぶという方も多いでしょう。
しかしオーバーサイズのパンツを選ぶと、どうしても太もも回りがだぶつき、さらに体型がルーズに見えてしまいます。しかもお腹まわりが苦しいからと、ウエストが総ゴムになっているパンツを選ぶと、ギャザーが寄る分さらにぽっこりお腹に見えてしまうという負のサイクルに陥りがちです。
50代女性が美脚に見えるパンツの条件とは?
では、自分の体型形に合うパンツを選ぶためにはどうしたらいいのでしょうか? 50代からのパンツ選びでは、チェックすべきポイントが3つあります。
世代に合ったサイズ感
パンツは一度「このブランド」と決めたらそこで買い続ける人も多いですが、若い世代向けのブランドだと若者の体型に合わせたパターンを採用しているので、知らず知らず体に合わなくなっていることも。「昔は似合っていたけど、最近しっくりこない」というときは、世代に合ったサイズを提案しているブランドへ見直しを考えた方がいいかも?
上質でしわのでにくい素材
しわが入りやすい薄い素材は、体型のラインがハッキリとわかってしまうため、ちょっと遠慮したいところ。かといって固い素材は50代からのやわらかい肌に合わず、不快感がある場合も。適度な厚みがあり、しっかりと品質のよい素材を選ぶのが正解。とろみや光沢のあるものも、大人っぽく品よく見せてくれるのでおすすめです。
立体的なつくり
思わぬところが”ぽっこり”してしまう50代からの体型。体を支えられるように、立体構造で作られているかどうかもチェックするポイントです。ペタンと平面的なものよりも、マチや切り替え、タックなどを入れ、体の丸みを包み込むようなゆとりがあるものを選びましょう。
また、試着時のポイントも押さえておきましょう。
試着時のポイント
- 正面からだけでなく、横からもスラリと見えるか?
- ポケットが開いたり、浮いたりしていないか?
- 前から見たときに、太ももにシワがないか?
- 後ろから見たときにお尻と太ももにシワが入らないか?
50代モデルが話題の美脚パンツをはき比べ!
パンツの選び方を覚えたところで、実際に編集部で美脚パンツをはき比べてみました。選んだのは、インターネット上で「美脚パンツ」として話題のパンツ5種類です。
ユニクロ スマートアンクルパンツ
まずは、ユニクロの「スマートアンクルパンツ」。優秀なアイテムが多いユニクロの中でも、不動の人気を誇っているアイテム。なんとお値段は2980円(税込)です。ウエストに合わせてサイズをチョイスしましたが、丈が長かったため裾を折り込むことに。裾上げが必要そうです。センタープレスが入っているので、スラリとした足元に見えフォーマル感があります。
B-THREE クロップドパンツ
ストレッチパンツ専門ブランドで、一度はいたらまるで魔法にかかった気分でやみつきになると名高いB-THREE(ビースリー)のパンツ。さまざまなパンツの型が販売されている中で、クロップドパンツをはいてみました。さすがビースリーと言いたくなるフィット感。ウエストは、センターから腰の両サイドにかけてVの字を描くように設計されているので、脚が長く見えます。
※スタッフ私物。試着した商品は現在販売されていません。
S・girasole スーパー美脚パンツ
名前に「美脚」と付いているパンツ。光文社の雑誌「STORY」が大人の女性に向けたアイテム展開を行うオリジナルブランド「S・girasole」の商品です。お値段は、8800円(税込)。ゆったりとした腰まわりから足首に向かって細くなるテーパードシルエット。テロっとした素材感もあいまって、確かに脚がスラリと見えます。深めの股上とフロントタックで、お腹まわりもカバーしてくれています。
ホンコンマダム スーパーストレッチ・美脚レギンスパンツ
「美脚」と名づけられていることに加え、販売本数2万2000本との謳い文句が気になり試着してみました。お値段は、なんと1686円(税込・送料込み)!確かに、ぐいぐいと伸びるストレッチがきいた生地でフィット感がすごい。でもパンツといえど、やはりレギンスパンツ。スパッツ代わりにはくものであって一枚ではくものではなさそう。
セリジエ 美ムーブ・セリジエイージーパンツ(テーパード)
「試着したほぼ全員が欲しがる万能パンツ!」という謳い文句の「美ムーブパンツ」。お値段は6990円(税込)と手頃な価格帯。内側に入った「マチ」で脚を筒状に包み込むパターンが特徴で、動きやすい上に美脚見えが叶うそう。はいてみると、確かにしわが入りづらく足の線が気になりません。お腹まわりもスッキリ見えますが、ウエストはゴムなので楽でした。
テーパードタイプが美脚パンツの主流に
各社、さまざまな工夫が見えた美脚パンツ。かつて美脚に見えるパンツといえば、ベルボトムやストレートパンツなど、ひざ下を強調するようなパンツが多かったものです。しかし最近は、腰まわりから足首にかけてほっそりと見える、テーパードタイプのパンツが主流のようです。
あなたのお気に入りの1枚が見つかるといいですね!
撮影=田所瑞穂
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