大人になったら“当たらない”が面白い理由

「当たらない」が正解!? 星座・血液型・算命学…占い・診断で見える“50代の今”

「当たらない」が正解!? 星座・血液型・算命学…占い・診断で見える“50代の今”

更新日:2025年10月28日

公開日:2025年10月26日

血液型や星座占い――「昔は当たってたのに、今は違う」と感じたことはありませんか? でもその“ズレ”こそ、人生を重ねた証。性格診断は「当てる」より「生かす」もの。今の自分を見直す“棚卸しツール”として、50代の新しい楽しみ方を紹介します。

50代・60代は「占いは当たらない」から面白い

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血液型や星座占い――「昔は当たってたのに、今は違う」と感じたことはありませんか?その“ズレ”こそ、人生を重ねた証。性格診断は「当てる」より「生かす」もの。今の自分を見直す“棚卸しツール”として、50代の新しい楽しみ方を紹介します。

最近の調査(※)では、「12星座占い」(50.2%)、「血液型診断」(48.5%)、「動物占い」(30.2%)が上位。

年代が上がるほどこれらの認知率は高く、20代では「16personalities(MBTI)」などSNS発の診断が人気でした。同じ“性格診断”でも、世代によって“当たる感覚”が違うようです。

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「当たらない」と感じたら、それは“変化のサイン”

「昔は当たってたのに、最近はピンとこない」星座や血液型診断をして、そう感じたことはありませんか?でもそれ、“外れた”のではなく、“変化した”だけ。

仕事や家庭、環境が変われば、心の向きや価値観も変わります。“当たらない”と感じた瞬間こそ、今の自分を映すサインです。

「獅子座なのに、最近は人に合わせるのがしんどい」

「A型らしく几帳面だったのに、“まあいいか”が口ぐせ」

そんなズレを感じるのは、悪いことではありません。若い頃は人に合わせてきた人も、50代になると“本来の自分”が顔を出す時期。診断が合わなくなるのは、あなたが“進化中”だからです。

性格診断は「人生の棚卸しツール」になる

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血液型、星座、算命学、動物占い、16personalities(MBTI)など――数ある診断の中で、50代におすすめしたいのは「比較」してみる使い方。

昔の診断結果と今を見比べると、「変わった自分」がはっきり見えてきます。

例えば以前は「リーダータイプ」だったのに、今は「聞き役」や「調整役」になっているなど。それは“失った”のではなく、“成熟した”証。

占い感覚で楽しみながら、「何が自分を変えてきたのか」を振り返ると、これからどう生きたいかのヒントが見えてきます。

ポイント:診断を「結果」で終わらせず、「気づきのメモ」として残してみると◎。

“会話のきっかけ”にも!診断で関係がやわらかく

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「あなたって、〇〇座っぽい!」

「私、算命学で“陽の気が強い”らしいの」

こんな一言で、ふっと場が和むことがあります。診断や占いの話は、世代を超えて共通の話題になりやすいもの。家族や同僚、友人との距離が少し遠のいたときでも、軽く投げかけるだけで会話の糸口に。

特に50代以降は「何を話せばいいかわからない」と感じやすい世代。だからこそ、診断を“人間関係のつなぎ役”として使ってみるのもおすすめです。

「決めつけが苦手」は、自分を知っている証拠

「性格を決めつけられるみたいでイヤ」という人もいますよね。でもそれは、自分のことをよく知っている証拠。「違う」と感じるときこそ、今のあなたを映す鏡です。

「頑固」と出たなら、それは“信念を貫いてきた強さ”の表れ。

「優柔不断」なら、“周囲に寄り添ってきた優しさ”の証。

診断に自分を合わせる必要はありません。むしろ、「この結果、今の私はどう受け取る?」と考えることで、心が軽くなります。

“当てる”より“生かす”が、50代の新ルール

性格診断は、未来を占うものではなく、今を整理するツール。星座や血液型、算命学などの“結果”が当たらないと感じたら、「私はどう変わったのか?」と自分に問いかけてみましょう。

それは、人生のステージが次の章に進んだ証。“当たらない”私で、ちょうどいい。笑いながら話せる――それが、50代の余裕です。


※株式会社クロス・マーケティング「性格診断に関する調査」/調査手法:インターネットリサーチ/調査対象:20~69歳の男女(1,100サンプル)/調査期間:2025年10月10日~11日

HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

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