脳科学で解消!夫婦のイラもや#2
ゴロゴロしている夫に腹が立つ!住まいの間取りで解消する実例集
ゴロゴロしている夫に腹が立つ!住まいの間取りで解消する実例集
公開日:2026年01月27日
教えてくれた人:水越美枝子(みずこし・みえこ)さん
一級建築士。一級建築士事務所アトリエサラ共同主宰。新築の他シニア世代のリフォームも多数担当。住み手の要望に寄り添い、インテリアコーディネートを含むトータル提案の住まいづくりに定評がある。
【脳科学的対処法】各人が自由に過ごせる居場所をつくる
長年家事を担ってきた妻にとって家は自分の縄張り。定年を機に新たに家に入ってきた夫は“侵入者”ですから、ストレスがたまって当然です。
「互いに心地よく暮らすには、それぞれが一人で自由に過ごせる居場所を持つシェアハウスのような住まいが理想」と、建築家の水越美枝子さん。つかず離れずの距離は夫婦間のストレスを減らし、たとえストレスが生じても自分で解消できるようになると実例を挙げます。
「空いている子ども部屋を活用したり、家具の配置などを工夫すればお金をかけなくてもつくれます」
居場所を確保したら、好きなことや本当にやりたかったことを満喫して。掃除は各自で行う決まりにするのがコツ。「干渉しない、されないことも快適を保つ秘訣です」
自分専用の小さな机を置く

限られたスペースでも自分の居場所づくりは可能。こちらはキッチンの一角に机を置いた例。自分の時間と家事をする時間の切り替えがラクにできて便利。壁に向かっているので集中して作業できます。
「収納」で機能的に空間を仕切る

この例では部屋の中央を本棚で区切り、窓に向かって机を配置。棚には、納戸にしまい込んでいる大切な物を飾る場所にして楽しむこともできます。この場所で自分がどう過ごしたいかをイメージして。
空いた「子ども部屋」を自分の寝室に替える

長女の寝室だった6畳の部屋を自分好みに改装した例。正面の壁に貼ったアクセントクロスがシック。家主のSさんは「本を読んだり、好きなドラマを見ながら過ごすことができて幸せ」と言います。
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部)、撮影=永野佳世、イラストレーション=あべさん
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年6月号を再編集しています。




