
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
更新日:2022年12月30日 公開日:2020年12月24日
割れた陶器を自分で直してみました
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(53歳)の連載です。DIYやスワッグなど手作り好きな青木さんが、割れてしまった陶器を直す金継ぎに挑戦。大変そうな金継ぎですが、今はホームセンターで金継ぎの材料も手に入るので意外と簡単なんです。
2011年の東日本大震災の日。
外出先から慌てて家に帰ると、棚から重い鉄鍋が落ちて転がっていました。鍋を拾い上げると、なんとフローリングには凹みが……。
旅先で買った大切な花瓶も、板ごと倒れて真っ二つ!! ショック過ぎて捨てられず、割れた花瓶を新聞紙に包み戸棚の奥に保管しました。
戸棚を開けるたびに主張する、新聞紙に包まれた花瓶。今まで見て見ぬふりをしてきましたが、10年越しに「金継ぎ(きんつぎ)」で、再び素敵に生まれ変わりました!
金継ぎは、何年も前に習ったことがあるので、自己流でやることも考えましたが、なにせ花瓶。水が漏れても困るので、再度ちゃんと習いたいと思い、重い腰を上げて金継ぎのワークショップに行きました。
そこでは「新うるし」という合成うるしを使い、工程も少なく簡単に継ぐことができました。家にある食器で復習したので、金継ぎのやり方をご紹介します。
材料
※画像は複数あります。Yahooで閲覧している方は、画像をスライドしてご確認ください
1.紙の上に2種類のボンドを同量出す
2.ボンドを爪楊枝(ヘラ)で混ぜる。
3.混ぜたボンドを、割れ目に塗る。少々はみ出ても気にせずたっぷりと載せます。はみ出た部分も、乾いてから削れば取れます。乾くまでの時間はボンドによります。
4.欠けたパーツをくっ付けたら、乾くまで待つ。大きい器の場合は、安定しないので、しっかり持ったまま乾かした方がいいと思います。
5.乾いたら、はみ出たボンドを彫刻刀を使って削り取る。*怪我をしないように注意。やすりをかけてもよい。
削り取るとこんな感じ。
6.紙の上に新うるしと金粉を適量出し、爪楊枝でよく混ぜる。
7.爪楊枝で継ぎ目を塗る。
8.乾かして完成。
欠けたパーツがない器も金継ぎする手順は基本的に同じですが、造形パテを使います。
1.造形パテを、紙の上に同量出す。(上の写真は、出し過ぎて余ってしまいました)
2.合わせて柔らかくなるまで手で練る。*肌の弱い方はビニール手袋などご使用ください。
3.欠けたところを埋める。
4.きれいになじませて乾かす。
5.乾いたらやすりをかける。
6.紙の上に新うるしと金粉を適量出し、爪楊枝でよく混ぜる。
7.パテで埋めた上を爪楊枝で塗る。
8.乾いたら出来上がり。
金継ぎが流行しているのでしょうか、ホームセンターでは手軽にできる「金継ぎセット」も売っています。私も店員さんには、セットをオススメされましたが、少し割高な気がしたので、それぞれ材料をそろえました。
ガサツさがバレてしまいますが……恥ずかしながら、うちには花瓶だけでなく、欠けた器がこんなにあり、このたびすべて金継ぎをしました。
自分で継いだ器は味があり、割れる前より愛おしくなります。
何よりも集中できる作業時間がとっても楽しい。もうすぐやって来る冬休み、おうち時間をほっこり快適に過ごしたい方にオススメの「金継ぎ」です。
*金継ぎをした器は、電子レンジが使えなくなるなどの注意も必要です。
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