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- 安眠するための理想的な姿勢や寝る前におすすめの飲料
蒸し暑い日が続き、朝の寝起きがすっきりしない……。安眠するためには、正しい姿勢があることをご存じですか? また、就寝前には避けたい飲み物も。安眠するための姿勢やおすすめの飲み物などをご紹介します。朝までぐっすり眠って夏バテを解消しましょう!
安眠にはどの向きが正解?
安眠するための最適な姿勢は、気道が確保されて呼吸がしやすい横向きスタイルがおすすめです。いびきや無呼吸症候群の予防になり、腰への負担が軽減されるメリットもあります。
特に右側を下にして横向きで寝ると、胃腸の動きがスムーズになって、消化の吸収がよくなって熟睡に直結するそうです。また、内臓の中でも重量のある肝臓が下にくることで、他の臓器を圧迫せず、心臓が上にくるので全体の血流がよくなる働きもあります。
一方で左側を下にして寝ると、リンパの流れを促進する効果があるといわれています。
体の向きでそれぞれメリットは異なりますが、睡眠の質を高める理想的な睡眠姿勢と考えると「横向きで右を下にする」のがよさそうです。
右を下にして寝るときに、さらに注目したいのが両手両足の位置。下になった右手を枕に添えて、左手は少し下に置き、足は重ならないようにずらすと体を圧迫しないので血流アップに効果的です。
とはいっても、体が左右非対称になってゆがんだ状態で眠ると、骨盤もゆがむなど、さまざまな症状を引き起こすきっかけにもなるので注意しましょう。
就寝前におすすめの飲み物&避けたい飲み物
安眠するために寝る前の飲み物にも気を付けましょう。そこで、就寝前におすすめの飲み物と避けたい飲み物を紹介します。
おすすめの飲み物
寝る前におすすめするのは、気持ちを落ち着かせるハーブティーやノンカフェインの飲み物です。酵素が豊富なルイボスティーやビタミンたっぷりのローズヒップティーは、アンチエイジング効果も。飲みごたえがあって香ばしいゴボウ茶などもいいですね!
コーヒー好きなら、ノンカフェインのたんぽぽコーヒーや玄米コーヒーがおすすめ。厳密にはコーヒーではありませんが、風味を味わえます。その他、妊婦さんや授乳中の人向けに市販されているノンカフェインの飲み物でもいいでしょう。
避けたい飲み物
寝る前に避けたい飲み物は、ホットミルクやアルコール飲料。牛乳には、実は睡眠を促すホルモン「メラトニン」の材料である「トリプトファン」が100g中約45㎎も含まれています。
ですが、トリプトファンは一度「セロトニン」というホルモンにならないと、メラトニンに変化しません。この一連の行程には、最低でも半日は必要なので、即効性は期待できないのです。また、牛乳には糖分が含まれているので、歯磨きをする必要があります。
アルコールも、寝る前は控えたい飲み物の一つです。アルコールの刺激は交感神経を優位にしてしまい、結果的に脳が覚醒して興奮状態となり、眠りが浅くなってしまいます。さらに、喉が渇いて夜中に起きる回数も増えるといったデメリットもあります。
姿勢や飲み物に気を付ければ、安眠への近道になります。毎日のことだけに、できることから始めて、すっきりした目覚めを手に入れましょう!
※この記事は2021年10月の記事を再編集をして掲載しています。
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