- ハルメク365トップ
- 美と健康
- 健康
- 安眠するための理想的な姿勢や寝る前におすすめの飲料
蒸し暑い日が続き、朝の寝起きがすっきりしない……。安眠するためには、正しい姿勢があることをご存じですか? また、就寝前には避けたい飲み物も。安眠するための姿勢やおすすめの飲み物などをご紹介します。朝までぐっすり眠って夏バテを解消しましょう!
安眠にはどの向きが正解?
安眠するための最適な姿勢は、気道が確保されて呼吸がしやすい横向きスタイルがおすすめです。いびきや無呼吸症候群の予防になり、腰への負担が軽減されるメリットもあります。
特に右側を下にして横向きで寝ると、胃腸の動きがスムーズになって、消化の吸収がよくなって熟睡に直結するそうです。また、内臓の中でも重量のある肝臓が下にくることで、他の臓器を圧迫せず、心臓が上にくるので全体の血流がよくなる働きもあります。
一方で左側を下にして寝ると、リンパの流れを促進する効果があるといわれています。
体の向きでそれぞれメリットは異なりますが、睡眠の質を高める理想的な睡眠姿勢と考えると「横向きで右を下にする」のがよさそうです。
右を下にして寝るときに、さらに注目したいのが両手両足の位置。下になった右手を枕に添えて、左手は少し下に置き、足は重ならないようにずらすと体を圧迫しないので血流アップに効果的です。
とはいっても、体が左右非対称になってゆがんだ状態で眠ると、骨盤もゆがむなど、さまざまな症状を引き起こすきっかけにもなるので注意しましょう。
就寝前におすすめの飲み物&避けたい飲み物
安眠するために寝る前の飲み物にも気を付けましょう。そこで、就寝前におすすめの飲み物と避けたい飲み物を紹介します。
おすすめの飲み物
寝る前におすすめするのは、気持ちを落ち着かせるハーブティーやノンカフェインの飲み物です。酵素が豊富なルイボスティーやビタミンたっぷりのローズヒップティーは、アンチエイジング効果も。飲みごたえがあって香ばしいゴボウ茶などもいいですね!
コーヒー好きなら、ノンカフェインのたんぽぽコーヒーや玄米コーヒーがおすすめ。厳密にはコーヒーではありませんが、風味を味わえます。その他、妊婦さんや授乳中の人向けに市販されているノンカフェインの飲み物でもいいでしょう。
避けたい飲み物
寝る前に避けたい飲み物は、ホットミルクやアルコール飲料。牛乳には、実は睡眠を促すホルモン「メラトニン」の材料である「トリプトファン」が100g中約45㎎も含まれています。
ですが、トリプトファンは一度「セロトニン」というホルモンにならないと、メラトニンに変化しません。この一連の行程には、最低でも半日は必要なので、即効性は期待できないのです。また、牛乳には糖分が含まれているので、歯磨きをする必要があります。
アルコールも、寝る前は控えたい飲み物の一つです。アルコールの刺激は交感神経を優位にしてしまい、結果的に脳が覚醒して興奮状態となり、眠りが浅くなってしまいます。さらに、喉が渇いて夜中に起きる回数も増えるといったデメリットもあります。
姿勢や飲み物に気を付ければ、安眠への近道になります。毎日のことだけに、できることから始めて、すっきりした目覚めを手に入れましょう!
※この記事は2021年10月の記事を再編集をして掲載しています。
■もっと知りたい■
-
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?