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- 眠りの質が上がる1日3分の深睡眠ストレッチ
ぐっすりと深い睡眠をとるためには、睡眠に入った後に深部体温を下げることと自律神経を整えることが大切です。深部体温を下げ、副交感神経が優位に働くように、入眠前に体を緩める深睡眠ストレッチを行いましょう。
取材先・監修:白濱龍太郎さん
しらはま・りゅうたろう 2002年、筑波大学医学群医学類卒業。東京医科歯科大学大学院統合呼吸器病学修了。東京共済病院、東京医科歯科大学附属病院を経て、13年にクリニックを開設。日本睡眠学会専門医。『誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』(アスコム刊)をはじめ著書多数。
疲れが取れる睡眠のカギは深睡眠をとること
前回「睡眠の質を高める5つの快眠ポイント」でも紹介しましたが、ぐっすり眠る=「眠りの前半に深睡眠をしっかりとる」ためには、「深部体温」と「自律神経」を整えることが重要です。
しかし、「加齢によって自律神経の機能は弱まり、深部体温のリズムは乱れがちになります」と睡眠の専門医である白濱龍太郎さんは話します。
本来、深部体温は夕方にピークを迎えると、徐々に下がり始め、眠りに入ると急激に下がるようになっています。また、自律神経は夕方から夜になるにつれ、だんだん副交感神経が優位になり、自然と眠りやすい状態になります。ところが、年齢とともに深部体温の高低差や自律神経の切り替えがつかなくなり、深く眠れなくなる人が増えるのです。
そこで実践してほしいのが、3つのステップでできる「深睡眠ストレッチ」。意識的に深部体温を上げ下げし、副交感神経を働かせることで、深い眠りに入りやすくなります。
睡眠チェックリストで「ぐっすり眠れていない可能性が高い」という結果だった人は、さっそく試してみましょう。
まずは入浴時「1分間首もみストレッチ」
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