公開日:2021/05/16
ぐっすりと深い睡眠をとるためには、睡眠に入った後に深部体温を下げることと自律神経を整えることが大切です。深部体温を下げ、副交感神経が優位に働くように、入眠前に体を緩める深睡眠ストレッチを行いましょう。
ぐっすり眠る=「眠りの前半に深睡眠をしっかりとる」ためには、「深部体温」と「自律神経」を整えることが重要です。しかし、「加齢によって自律神経の機能は弱まり、深部体温のリズムは乱れがちになります」と睡眠の専門医である白濱龍太郎さんは話します。
本来、深部体温は夕方にピークを迎えると、徐々に下がり始め、眠りに入ると急激に下がるようになっています。また、自律神経は夕方から夜になるにつれ、だんだん副交感神経が優位になり、自然と眠りやすい状態になります。ところが、年齢とともに深部体温の高低差や自律神経の切り替えがつかなくなり、深く眠れなくなる人が増えるのです。
そこで実践してほしいのが、3つのステップでできる「深睡眠ストレッチ」。意識的に深部体温を上げ下げし、副交感神経を働かせることで、深い眠りに入りやすくなります。
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