コンタクトの人は特に注意!
冬の乾燥で目がつらい人へ 更年期のドライアイ対策
冬の乾燥で目がつらい人へ 更年期のドライアイ対策
公開日:2026年02月06日
更年期にドライアイが増えるのはなぜ?
更年期の目の悩みとして多いドライアイ。女性ホルモンのエストロゲンには目の潤いを保つ作用があるため、40~50代になってエストロゲンの分泌が減ってくると、これまでよりも目が乾燥しやすくなります。
また、年齢を重ねるにつれて目の粘膜が弱くなるのも、更年期世代にドライアイが増える要因の一つ。さらに空気が乾燥する冬は、1年の中でもっとも目が乾きやすい季節と言われます。
マスクの上部から漏れ出る呼気によって目の表面が乾く「マスクドライアイ」なども指摘されているので、冬はいつも以上に目の乾燥対策を心掛けたいもの。
「目がゴロゴロする」「目やにが出やすくなった」「夕方になるとコンタクトがゴワゴワする」「目がしみる」などの症状がある人は、早めの対策で目の潤いを守っていきましょう。
今日からできるドライアイ対策5選
ドライアイは、目の乾燥や眼精疲労につながる原因を取り除くことで改善が期待できます。
ここからは、手軽にできるセルフケアを紹介していきます。
1.意識的にまばたきをする
目の潤いを保つのに欠かせない涙は、まばたきによって目の表面に広がります。そのため、まばたきの回数が少ないと、目の乾燥を招きやすくなります。
特にパソコンやスマートフォンに集中しすぎるとまばたきが減りやすいので、意識的にまぶたを閉じるようにしましょう。
2.室内の湿度に気をつける
冬は湿度が低いことに加え、暖房によってさらに乾燥が進む時期です。室内の湿度を40~60%に保つだけで涙の蒸発スピードが緩やかになりますから、加湿器を使ったり、濡れタオルを室内にかけるなどして、快適な湿度を保つようにしましょう。
3.ホットアイマスクや蒸しタオルで目を温める
まつ毛の少し奥にあるマイボーム腺には、油分を分泌し、涙の成分に油分を加え、油膜を作って涙の蒸発を防ぐ役割があります。
冬の寒さによってマイボーム腺の開口部が固くなると、油分が出にくくなって乾きやすい目になってしまいます。
ホットアイマスクや蒸しタオルで目を温め、マイボーム腺の詰まりを解消すれば、質の良い油分が分泌されやすくなりますよ。
4.遠近両用やパソコン用の眼鏡・コンタクトレンズを使う
パソコン画面など近くのものをじっと見ながら作業するとき、眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていないと、目が疲れて乾燥を招きます。
パソコンやスマートフォンの画面を見るときは、パソコン用に処方された眼鏡やコンタクトレンズを、老眼が始まっているなら遠近両用眼鏡などの累進レンズを使うなどすれば、目の疲れを防げてドライアイ対策につながります。
5.目薬を活用する
目薬は、目の乾燥を防ぎ、涙の量を増やす働きがあります。
点眼回数の目安は、2~3時間おきに1日6回程度です。潤いが長持ちしやすいヒアルロン酸配合のもの、エステル油剤など油分を含むもの、低刺激タイプなど種類があるので、薬剤師や医師に相談して症状に合った目薬を選びましょう。
コンタクトレンズの使い方も見直しを
なお、普段コンタクトレンズを使っている人で、装着時に目がゴワゴワするなどの違和感がある人は、コンタクトレンズの使い方を見直しましょう。
涙は本来、目の表面に薄い膜として均一に広がっていますが、コンタクトレンズを装着すると涙の層が不安定になり、どうしても目が乾きやすくなります。
目の乾燥が気になるときは、コンタクトレンズの装着時間を必要最低限にして、帰宅後は眼鏡にするといった工夫を。また、ソフトコンタクトレンズの付け外しの際は、目薬を活用するのも一手です。
ソフトコンタクトレンズは、目の水分を吸って潤わせる性質があるので、レンズが目にキュッと張り付いた状態で外そうとすると、目の表面の薄い膜を傷つけてしまうことがあります。
コンタクトレンズを外すときはまず目薬をさして、レンズを柔らかく潤わせてから外すと角膜が傷つくのを防げます。同様に、コンタクトレンズを装着するときも、目薬で目を潤してからつけるとその後の乾燥の予防になります。
空気が乾燥する冬は、目にとっても過酷な季節。目薬や眼鏡を上手に使うなどして、乾燥による目の負担を和らげていきましょう。
■取材協力:眼鏡市場




