冬もサングラスは必要!「冬の光対策」で5年後の視力と美肌を守る

冬もサングラスは必要!「冬の光対策」で5年後の視力と美肌を守る

公開日:2025年11月07日

冬もサングラスは必要!「冬の光対策」で将来の視力と美肌を守る

サングラスといえば紫外線の強い夏にかけるイメージですが、実は冬の紫外線も侮れない影響があります。将来の視力を守るには、夏だけでなく冬もサングラスを使うのがおすすめ。冬にぴったりのサングラスを味方につけてクリアな視界を保っていきましょう。

実は冬の方がまぶしいって本当?

実は冬の方がまぶしいって本当?
Evgeniy3030 / PIXTA

日差しが弱く感じる冬は、夏に比べて紫外線対策の意識も下がりがちです。でも、実は冬の日差しの方がまぶしさを感じやすく、紫外線の影響も想像以上に大きいことをご存じですか?

冬は太陽の位置が低くなるため、近くて低い位置から太陽光に照らされます。そのため、紫外線が直接目に入りやすく、まぶしさを感じやすいのです。

特に、日常的に車の運転をする人は要注意。冬は、夏に比べてまぶしさを感じる時間が約1.5倍長いとされるので、「運転中に前方がよく見えない」といった見えにくさを感じやすくなります。

さらに、雪が降ると地面からの反射光も強くなるので、目も疲れやすくなります。

土やアスファルトの紫外線の反射率が10%程度なのに対し、新雪は反射率が80%にのぼると言われます。

目の健康を守るために、冬も紫外線対策を怠らないようにしましょう。

蓄積すると怖い紫外線ダメージ

蓄積すると怖い紫外線ダメージ
ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA

目の紫外線ダメージは、5年後、10年後の視力や、肌の状態にも影響を及ぼします。

紫外線に目がさらされた状態が続くと、眼精疲労やドライアイといった不調を引き起こすだけでなく、白内障や加齢黄斑変性といった深刻な疾患の原因にもつながります。

また、紫外線が目に入ると、脳はメラニン色素を分泌するように指令を出すので、日焼け止めなどで肌を守っていても、シミやそばかすの原因を増やしてしまいます。

紫外線は夏に限らず、一年中降り注いでいます。冬もサングラスを味方につけて、目の紫外線ダメージを軽減していきましょう。

冬におすすめのサングラスって?

冬におすすめのサングラスって?
 VTT Studio / PIXTA

冬にかけるサングラスのおすすめとして、「偏光レンズ」と「調光レンズ(紫外線調光)」があります。それぞれの特徴や、おすすめの使用シーンは以下の通りです。

■偏光レンズ

偏光レンズは、光のぎらつきを抑える効果のあるレンズです。レンズの間に挟み込まれている特殊なフィルターが、紫外線や反射光などの雑光を除去し、目に優しい自然光だけを届けるので、目への負担が少なくなります。

一般的なサングラス同様にまぶしさを抑えるのと同時に、雪面や雨に濡れた路面などで見られるギラギラした光のちらつきも抑えてくれます。

■調光レンズ

「調光レンズ(紫外線調光)」は、紫外線の量や太陽などの光に応じて、レンズカラーの濃度を変化させるレンズです。

紫外線量が少ない場所では、レンズカラーは透明に近い無色となり、明るくクリアな視界をキープ。紫外線が多い時間帯や場所では、自然にレンズカラーが濃くなり、サングラスのようにまぶしさをカットします。

屋内など、紫外線が少ない場所ではクリアレンズのような薄いカラーになるので、見た目もサングラスをかけているという印象が少なくなります。

冬におすすめのサングラスって?
elwynn / PIXTA

偏光レンズは釣りやスキーなど、水面・雪面の反射光が気になる冬のレジャーや、日中の運転時(※1)におすすめ。一方の調光レンズはかけっぱなしでいられるので、普段から眼鏡をかけていて、外出時にサングラスにかけ替えるのが面倒な人にぴったりです。

冬にマッチするサングラスがあれば、目の健康リスクを軽減できるのはもちろん、日中のお出掛けも快適になります。将来の目の健康を守るのは、日々のちょっとした心掛け。冬もサングラスを活用して、侮れない紫外線ダメージから目を守っていきましょう。

※1:JIS規格では、安全性を確保する目安として、運転中にかけるサングラスの可視光線透過率(レンズがどれくらい光を通すかを表す数字)の数値が定められています。暗すぎるサングラスだと、夜間やトンネルなど明るさが確保されない場面で危険になる可能性があるので、眼鏡専門店で相談してから購入するのがおすすめです。

■取材協力:眼鏡市場


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