50代は目が疲れやすい?今すぐできる3つの眼精疲労解消法

50代は目が疲れやすい?今すぐできる3つの眼精疲労解消法

公開日:2025年04月01日

50代は目が疲れやすい?今すぐできる3つの眼精疲労解消法

疲れ目に悩む人がぐっと増える50代。目の疲れを放っておくと、頭痛や肩こりなどの不調を招きます。眼精疲労を防ぐポイントは、こまめに目の疲れをリセットすること。今すぐできるセルフケアで、毎日頑張っている目を労わっていきましょう。

目の疲れが不調や老け見えを引き起こす?

ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA

今や現代病とも言われる眼精疲労。スマホやパソコンの普及とともに、疲れ目に悩む人が増えています。

人間の目は、長い狩猟生活の歴史の中で遠くがよく見えるようにできています。そのため、スマホをずっと見るなど、長時間近くにピントを合わせることは目の負担になるのです。

さらに女性は40~50代になると、女性ホルモンの減少によって目が乾きやすくなったり、近い距離のピントが合いづらくなったりして、これまでよりも目が疲れやすくなります。

疲れ目が続いて眼精疲労の状態になると、頭痛やめまい、吐き気、肩こりなどの不調が起こることも。また、目の疲れが顔の血行不良や筋肉の緊張を招き、クマやたるみを引き起こすケースもあります。

眼精疲労を遠ざけるには、目の疲れをこまめにリセットすることが大切。特に春先は、花粉や環境変化によって目が疲れやすい時期です。すぐできるセルフケアを取り入れて、疲れた目を労わってあげましょう。

目の疲れを取る3つの方法

Luce / PIXTA

目の疲れを取るには、緊張した目周りの筋肉を「休ませる」「ほぐす」ケアがおすすめです。すぐに始められる3つの疲れ目ケアを紹介しますね!

1. 1分間目を閉じる
意識的に目を閉じることで、目の周辺の筋肉を休ませることができます。パソコンやスマホの画面を見る時間が長い人は、「1時間につき1分間目を閉じる」ことを習慣にしましょう。

2. 目を温める

Ushico / PIXTA

目の周りを温めると、血行が促進されて緊張した筋肉がほぐれます。オフィスなどでは手の平をこすって温めてから、両目を覆ってみて。目を圧迫せずに、少し空間を作るようにして覆うのがポイントです。

家でのリラックスタイムなら、ホットタオルを目に当てるのもおすすめ。ホットタオルは、電子レンジで簡単に作れます。

<ホットタオルのつくり方>
タオル全体を水で濡らし、水滴が落ちない程度に絞ったらラップで包み、500~600Wの電子レンジで30~60秒加熱します。手で触れるくらいの温度(40度くらい)が適温です。

3. 目の体操
上下左右に目をグルグル動かすと、目の周りの筋肉のコリがほぐれます。目を動かす時間は、自分が気持ちいいと思える程度で。デスクワークの合間などに取り入れてみて。

「今の視力」に合った眼鏡で目の疲れを遠ざける

EKAKI / PIXTA

なお、普段から眼鏡をかけている人なら、その眼鏡が疲れ目の原因ということもあります。

特に40~50代は、老眼の症状が進む時期。遠くがよく見える眼鏡で近くのものを見ていると、目のピント調節の負担が増して、目が疲れやすくなります。

視力矯正用の眼鏡をかけていて疲れ目を感じる人は、一度、眼科や眼鏡専門店で視力測定をしてみて。40代からは、遠近両用眼鏡や老眼鏡を使うことで、目の疲れがぐっと軽減することも多くあります。

すでに遠近両用眼鏡や老眼鏡を使っている人も、同じ眼鏡をずっと使っていると度数が合わなくなってくるので、少なくとも1年に1度は眼鏡専門店で度数を確認しましょう。

眼鏡専門店なら眼鏡のフィット感の調整もしてくれるので、かけ心地も快適に。「眼鏡で目が疲れる」リスクを減らせます。

体同様に目も疲れやすくなる40代以降は、目の健康を意識していきたいもの。疲れ目をリセットするケアや、定期的な視力測定を心掛けて、大切な目を守っていきましょう。

取材協力:眼鏡市場

 


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加齢に伴う老眼や目の健康問題、眼鏡選びのポイントなど正しいアイケアの方法をお伝えします。