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2024.12.16
公開日:2025年02月03日
新しい眼鏡をかけると気持ち悪くなるのはなぜ?眼鏡酔いの原因と対処法
新しい眼鏡をかけたとき、違和感を覚えたり、気持ち悪くなったことはありませんか?新しい見え方に慣れるには、コツや慣れが必要な場合があります。眼鏡酔いの原因や、新しい眼鏡に慣れる方法を知って、暮らしの相棒・眼鏡と上手に付き合っていきましょう。
眼鏡酔いが起こる2つの原因

眼鏡のレンズやフレームを新調すると、なんだか気持ち悪くなったり、違和感を覚えることがあります。「眼鏡酔い」とも呼ばれるこの症状には、大きく2つの原因が考えられます。
1. 脳が新しい見え方にまだ慣れていない
眼鏡を初めてかけたときや、これまでより強い度数のレンズに変えたときは、脳が新しい見え方に慣れるまで気持ち悪さを感じることがあります。また、小さいフレームから大きいフレームに変えるなど、レンズの大きさや形が変化したときも、レンズの端の見え方がこれまでと変わるので違和感を覚えやすくなります。
2. 眼鏡が自分の顔にフィットしていない
眼鏡を自分の顔に合わせることを「フィッティング」と言いますが、新しい眼鏡を作るときにきちんとフィッティングが行われていないと、度数は合っていても、見え方が歪んでしまうことがあります。
特に、眼鏡をかけるのが初めてという人や、急に強い度数の眼鏡に変えた人は、眼鏡酔いが起こりやすい傾向に。次に紹介する「新しい眼鏡に慣れる方法」をまずは試してみて、それでも見え方が変わらなければ、眼鏡専門店でプロに相談してみましょう。
新しい眼鏡に早く慣れる方法とは?

眼鏡酔いの症状は、新しい眼鏡の見え方に慣れることで改善されるケースが多くあります。
せっかく作った眼鏡とは上手に付き合っていきたいもの。そこで、新しい眼鏡に慣れるための2つの方法を紹介します。
1. 顔ごと動かしてまわりを見る
新しい眼鏡をかけたときは、視線だけ動かして周囲を見るのではなく、顔ごと動かして見るように意識してみましょう。
眼鏡のレンズは一般的に、端にいくにつれ歪んで見えやすくなります。そのため、目だけを使って周囲を見ると、レンズの端を通してものを見ることが多くなり、見え方の歪みや違和感が起こりやすくなるのです。
見たいものの方に顔ごと向ける習慣がつけば、歪みや違和感が軽減して眼鏡酔いしにくくなります。
2. 脳が新しい見え方に慣れるまで1~2週間待ってみる
脳が新しい見え方に慣れることで、眼鏡酔いが収まるケースは多くあります。
新しい見え方に慣れるまでの時間は個人差があり、早い人なら1~2日で慣れますが、長くかかる人は1~2週間という場合もあります。違和感がさほど大きくないときは、少し様子を見るのも一つの手。ただし、違和感が大きいときは早めに眼鏡専門店でプロに相談しましょう。
見え方が改善しないときは眼鏡専門店に相談を

眼鏡酔いがひどかったり、しばらく様子を見ても見え方が改善されない場合は、眼鏡専門店でフィッティングや度数を確認してもらうのがおすすめです。
眼鏡はそもそも、レンズの度数の基準になる中心点「光学中心」に瞳孔の位置を合わせないと、レンズの性能を活かす最適な見え方になりません。
それを調整するのが、眼鏡専門店で行うフィッティング。フィッティングで顔の形や目の位置、視線の動かし方に合わせて、フレームのフィット感やレンズの角度を調整することで、同じ眼鏡でも見え方がぐっと変わることがあります。
信頼できる眼鏡専門店であれば、眼鏡酔いの症状を伝えればフィッティングをしてくれますし、必要に応じて度数も確認してくれます。
眼鏡専門店によっては保証制度を設けているところもあり、度数が合わなければ無料でレンズ交換できるケースもあります。「どんな症状に悩んでいるのか」をできるだけ具体的に伝えれば、プロの知見で改善につながる提案をしてくれるはずですよ。
眼鏡酔いはつらいものですが、だからといって眼鏡を諦めてしまうのはもったいない。定期的な視力測定やフィッティングで、いつでも「今の自分に合う」眼鏡をかけていけば、眼鏡は毎日を快適に過ごす相棒になります。
正しい付き合い方を覚える、眼鏡のプロの力を借りるなどして眼鏡酔いを遠ざけ、ずっとクリアな視界を保っていきましょう。
取材協力:眼鏡市場