痛みなし!歪みなし!ボディケア・ルーティン #2

朝3分!驚くほど体が動かしやすくなる「朝ボディコントロール」習慣

朝3分!驚くほど体が動かしやすくなる「朝ボディコントロール」習慣

更新日:2025年06月06日

公開日:2025年05月26日

朝3分!驚くほど体が動かしやすくなる「朝ボディコントロール」習慣

ボディコントロールは無理なく続けることが大切。そこで『地味にすごい!腸腰筋で体幹つなぎ』の著者で現役ダンサーのうまさきせつこさんに、目が覚めたら起き上がって活動を始める前にすると、驚くほど1日の動作がスムーズになる、朝ルーティンを教わります。3分程度でできるので、ぜひ習慣化してください。

教えてくれたのは、うまさきせつこさん

教えてくれたのは、うまさきせつこさん

うまさきせつこのボディコントロール/うまさきせつこモダンバレエ研究所主宰。1987年モダンバレエの指導を始め、1997年より「うまさきせつこモダンバレエ研究所」を開設。2011年より自ら編み出した「うまさきせつこのボディコントロール」を展開し、2023年に一般社団法人うまさきせつこのボディコントロール協会を設立。現役ダンサーとして舞台活動もしている。著書に『地味にすごい!腸腰筋で体幹つなぎ』(日東書院本社刊)がある。

ベッドの上でできるから朝起きてすぐの習慣に!

前回は、動きやすい体を育てる「腸腰筋」連動ストレッチの基本をお伝えしました。今回は、朝起きてすぐ、ベッドの上でできる動きをご紹介します。

私も毎朝ベッドの中でこの背骨ストレッチをしています。

最初は、背骨が動く心地よさを感じられれば十分です。何度も繰り返していくと背骨の中で自分が意識を向けた部分を動かせるようになります。

背骨を動かせるようになって、ボディコントロールが今まで以上にやりやすくなりました。

基本の動き

基本の動き

Step1.体をまっすぐあお向けに寝る

朝、目が覚めたら、まずはあお向けに。体と脚をまっすぐ伸ばします。

基本の動き

Step2.ひざを立て、手はヘッドレストに

両手をヘッドレストにあてて、軽くひじが曲がる位置まで体を移動させます。両脚は体幹と足裏のつながりを意識しながら、ひざ裏を高くします。

基本の動き

Step3.ヘッドレストを押してお尻をかかとに向かって押し出す

この動きで腕から背骨、脚、足裏までがつながります。

【POINT】

足裏は位置を変えず、指の根元を前に送り出す意識で

背骨のストレッチ

背骨を伸ばして体幹つなぎをするだけでも十分ですが、起き上がる前に「背骨のストレッチ」をすると、さらに気持ちよく1日を始められます。

背骨のストレッチ

Step1.肩甲骨を後ろに引く

腸腰筋を使って、胸郭の形を保ちながら背骨を一つずつ動かしていきます。まずは肩甲骨を後ろに引いてはがします。

背骨のストレッチ

Step2.背骨を上から動かしていく

肩甲骨の間あたりから、背骨を一つずつ後ろに押し出します。図のようなイメージです。

背骨のストレッチ

Step3.お尻を下げながら下腹を後ろに押す

下腹で腰椎を後ろ下に押す意識。胸郭の形は保ったまま、お腹を背骨に沿うようにぺったんこに。

背骨のストレッチ

Step4.背骨を腰椎から一つずつしならせる

腸腰筋や腹横筋を使って、お腹や背中を安定した状態で保ちながら、しならせます。

【POINT】

背骨を丸く動かす感覚が持てれば、実際に一つずつ動かなくてもOK!

背骨のストレッチ

次回は、寝る前にすればスッキリ眠れる!夜のボディコントロール習慣をご紹介します。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

※この記事は、書籍「地味にすごい!腸腰筋で体幹つなぎ」を再編集しています。

■うまさきせつこのボディコントロール術を読む!■

#1 動きやすい体を手に入れる「腸腰筋」連動ストレッチ

#2 起きたらする「朝ボディコントロール習慣」

#3 寝る前にする「夜ボディコントロール習慣」


もっと詳しく知りたい人は、うまさきさんの書籍をチェック!

もっと詳しく知りたい人は、うまさきさんの書籍をチェック!

『地味にすごい!腸腰筋で体幹つなぎ』(日東書院本社刊)

立つ、座るなどの日常動作にも!!巻き肩、猫背などの歪みにも!腰痛、股関節痛などの痛みにも!体の動きをコントロールする司令塔が「体幹」。頭から足裏までしっかり「体幹」とつながれば、もっと自由にラクに体が動きます。

HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

「今日も明日も、楽しみになる」大人女性がそんな毎日を過ごせるように、役立つ情報を記事・動画・イベントでお届けします。