寝ながら1分ほぐすだけ!「脊柱管狭窄症」は自分で改善できる

寝ながら1分ほぐすだけ!「脊柱管狭窄症」は自分で改善できる

更新日:2025年05月27日

公開日:2025年05月09日

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寝ながら1分ほぐすだけ!「脊柱管狭窄症」は自分で改善できる

体幹をしっかり、そして胸椎と股関節は柔らかく――。腰に負担をかける体のクセを正して、脊柱管狭窄症の症状を改善する「寝ながら1分ほぐし」体操を3つ紹介します。

教えてくれた人:西良浩一(さいりょう・こういち)さん

徳島大学病院整形外科教授。1988年、徳島大学医学部卒業。トップアスリートの腰痛診療も手掛ける。著書は『運動を頑張らなくても脊柱管狭窄症がよくなる1分ほぐし大全』(文響社刊)など。東京腰痛クリニックでも診療。

脊柱管狭窄症を改善する「寝ながら1分ほぐし」体操とは?

「脊柱管狭窄症の治療の基本は運動療法です。毎日続けることで、腰に負担のかからない体の使い方が身に付いてきます。効果は大きく、杖をついていた方が自力で歩けるようになったり、手術の必要がなくなったりした方も珍しくありません。ぜひ今日から始めてください」と話すのは、徳島大学病院整形外科教授の西良浩一さん。

運動の目的は、体幹を強化し、胸椎と股関節の動きをよくして、腰を安定させること。下で紹介する3つの「寝ながら1分ほぐし」体操は自宅ですぐにできる簡単な体操です。いずれも呼吸を意識しながら行うことがコツです。

反り腰改善&体幹強化「お腹へこませバタバタ体操」

“お腹へこませバタバタ体操”は、お腹の深い場所にある筋肉を鍛えて体幹を強くします。
【10回×3セット】

1.仰向けに寝て両脚を揃えて上げる

1.仰向けに寝て両脚を揃えて上げる

  • ひざを直角に曲げる
  • 両腕は床から握りこぶし1つ分ほど上げる

2.床を叩くように両腕を上下に振る。手の動きに合わせて息を5回吐き、5回吸う

2.床を叩くように両腕を上下に振る。手の動きに合わせて息を5回吐き、5回吸う

  • 息を吐くときはお腹をへこませる
  • 両手は伸ばしたまま、呼吸に合わせてリズミカルに

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雑誌「ハルメク」
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