
巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」
間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!
公開日:2025年05月09日
脊柱管狭窄症の治療では、運動療法や薬物療法で効果が得られない場合、手術を検討します。近年は局所麻酔で行える、体にやさしい内視鏡手術も増えています。ひどくなる前に専門医に相談しましょう。
徳島大学病院整形外科教授。1988年、徳島大学医学部卒業。トップアスリートの腰痛診療も手掛ける。著書は『運動を頑張らなくても脊柱管狭窄症がよくなる1分ほぐし大全』(文響社刊)など。東京腰痛クリニックでも診療。
脊柱管狭窄症の治療は、運動療法、薬物療法、手術療法が3本柱です。
運動療法は前述の通り、腰に負担のかかる体のクセを正す目的で第一に行われます。「最も効果的、かつ根本的な治療法で、私たちの病院ではリハビリの専門家とタッグを組んで運動療法に力を入れています」と話すのは、徳島大学病院整形外科教授の西良浩一さん。
薬物療法はつらい症状を和らげるための治療で、痛みを鎮める薬や血流を改善する薬、神経を保護する薬などが用いられます。痛みが強い場合は、圧迫されている神経に局所麻酔薬を注射する神経ブロックが行われることもあります。
運動療法や薬物療法を3~6か月以上続けても症状が改善されない、生活に支障が出ている、すでに重症化しているといった場合に検討されるのが、手術療法です。
例えば、10~20m歩いただけで休まないといけない、脚に力が入らず片足立ちやつま先立ちができない、頻尿や失禁、便秘などの排尿排便困難があるようなら、手術を急いだ方がいいといいます。
「脊髄の一番下にある『馬尾(ばび)』という末梢神経の束がダメージを受けると、脚の強い麻痺やしびれ、排尿や排便の障害が出てきます。神経が損傷されてしまうと元には戻りませんから、早く手術をする必要があるのです」(西良さん)
脊髄末端の「馬尾」という神経が障害されると、脚のしびれや脱力、排尿排便困難の症状が出てくるので、手術を急いで。間欠性跛行が重度で、少ししか歩けない場合も早めに手術の検討を。
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