
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
公開日:2025年02月20日
体の冷えが気になる冬。冷えは放っておくと、さまざまな不調につながります。冷え対策では、体を外から温めることに加え、食べ物や飲み物での内側からのケアも大切。医学博士の福島忍さんに、冷えを和らげる食生活のコツを伺います。
寒さが厳しい季節。「手足が冷えてなかなか寝付けない…」など、体の冷えに悩んでいる人も多いのでは?
冷えが続くと内臓の血流が悪くなり、さまざまな不調が起こりやすくなります。
例えば冷えから胃腸の血流が悪くなると、食欲不振や消化不良、下痢や便秘につながります。肝臓や腎臓の血流が滞れば、体に不要なものの濾過(ろか)・排出機能が低下してむくみやすくなる他、肝不全、腎不全などの深刻な病気のリスクも高まります。
また、手足の冷えが肩こりやしびれ、頭痛を引き起こすことも。体が冷えて体温が下がると免疫力も低下するので、感染症にもかかりやすくなります。
特に更年期の女性は体が冷えやすいので注意が必要。女性ホルモンの分泌量低下によって自律神経が乱れ、体温の調整がうまくいかなくなることから、以前より冷えを感じやすくなるのです。
冷えはさまざまな体の不調を招く「万病のもと」。温活で冷えを和らげていきましょう。
冷え対策の基本は、体を冷やさないようにすることと、体を温めることです。そこで意識したいのが毎日の食事。食べ物には、体を冷やす作用を持つものと、温める作用を持つものがあります。
冷えやすい冬は、体を冷やす食べ物を控え、体を温める食べ物を積極的に取り入れることが大切。医学博士の福島さんに、「冷やす食材」「温める食材」それぞれについて教えてもらいました。
1.精製された食品
白砂糖、白米、小麦などの精製された食品は体を冷やし、未精製の黒糖や玄米などは体を温めると言われます。
甘いものが食べたいときや料理の味付けではできるだけ未精製の甘味を選ぶ、白米だけでなく玄米や胚芽米も取り入れる、パンは全粒粉のものを選ぶなど、できそうな工夫を取り入れてみてください。
2.夏が旬の野菜や果物
なす、トマト、きゅうりなどの「夏野菜」は、体の熱を逃がす働きがあるので、冬にたくさん食べると冷えの原因になります。また、水分とカリウムが豊富な果物も、夏野菜と同様に体を冷やしやすいとされます。
どちらも冷たい状態で食べるとさらに冷えを招くので、食べるときはミネストローネなどのスープでいただくといった工夫を。特に、夏が旬のパイナップルやバナナ、マンゴーなどの果物は体の熱を逃がす作用が強いので、食べるときは常温で少量を心掛けましょう。
1.味噌や納豆などの発酵食品
味噌や納豆、チーズなどの発酵食品に含まれる発酵成分には、血行や代謝をよくする働きがあります。味噌汁やおかずを一品足すなどして毎日の献立やおやつに上手に取り入れましょう。
2.肉や魚などタンパク質が豊富な食べ物
体の熱の多くは筋肉によって作り出されます。その筋肉を作るのに欠かせないのがタンパク質。タンパク質には消化されるときに熱を生み出す働きもあるので、毎食取り入れるようにすればおのずと体が温まりますよ。
3.しょうがやシナモンなどのスパイス類
しょうがやシナモン、ターメリック(ウコン)、唐辛子などのスパイス類は、血流を活発にし、体を温める効果が期待できます。いつもの料理に少し加えれば、体が内側からポカポカ温まりやすくなります。
中でも料理に、ドリンクにと取り入れやすいしょうがは、温めて食べるとポカポカ効果がパワーアップ。しょうがを加熱することで生まれるショウガオールという成分が胃腸を刺激して、血流を促してくれます。鍋や煮物、ホットドリンクなどにしょうがをちょい足しして、おいしく温活をしましょう。
なお、冷え対策では、ミツバチが作りだすローヤルゼリーも注目したい食ベ物の一つ。ミツバチ産品に詳しい医学博士の福島さんは、ローヤルゼリーの効果についてこう話します。
「ローヤルゼリーを2週間取り続けたことで、手を冷やした後、手指の表面温度が早く回復したという研究結果や、手や足、腰が温かく感じられるようになったという報告があります。栄養の宝庫として知られるローヤルゼリーですが、体の冷えを改善させる作用が示された食べ物としても注目されているんですよ」(福島さん)
冬の冷え対策では毎日の食事の工夫にプラスして、いつも飲んでいる水分をポカポカ温まるものに置き換えるのもおすすめです。
寝起きで体が冷えているときや、ちょっと一息つきたいとき、夜寝る前の1杯に、温め作用のあるホットドリンクを取り入れてみては?
寒い冬に手軽においしく楽しめる、温活ホットドリンクを紹介します。
1.しょうがはちみつドリンク
血流をアップさせて体を温めるしょうがに、栄養満点のはちみつを加えた「しょうがはちみつドリンク」。しょうがの香りとはちみつの甘さが優しく広がる1杯です。
お湯にしょうがのスライスとはちみつを入れて混ぜるだけの簡単さも嬉しいポイント。市販の「しょうがはちみつ漬」を使えば、お湯で割るだけで気軽に楽しめますよ。
2.甘酒
発酵食品の一つである麹を使った甘酒も、温活にぴったりのドリンクです。麹は、疲労回復や腸内環境改善効果も期待できるので、疲れが気になるときや、胃腸が弱い人にもおすすめ。
酵素の働きで代謝をアップさせるので、1日のはじまりに飲むと体が温まりやすくなりますよ。
3.シナモンティー
シナモンは血流を高めて体を温めるスパイスの一つ。そして紅茶は、茶葉を発酵させて作られていることから、その他の発酵食品と同じように体を温める作用が期待できます。
いつもの紅茶にシナモンを加えるだけで楽しめるシナモンティーの他、ミルクティーにシナモンをプラスしてチャイ風でいただいても。甘みを足すときは、体を冷やさない黒糖やはちみつを使うのがおすすめです。
4.ホット赤ワイン
ヨーロッパでは、冬の定番の飲み物として知られるホット赤ワイン。赤ワインに多く含まれるポリフェノールには血行促進作用があり、温めて飲むことで、冷えた体がさらに温まりやすくなります。
トッピングのシナモンやブラックペッパー、しょうがなどのスパイス類によって、温め効果が高まる上に風味もアップ。夜のリラックスタイムの1杯にもよいですね。
食べ物や飲み物の工夫で冷えを和らげれば免疫力も高まり、さまざまな不調を遠ざけられます。特に体が冷えやすい更年期以降は温活を意識した食生活を心掛けて、万病のもとになる冷えを改善していきましょう。
■取材協力:山田養蜂場 健康科学研究所
山田養蜂場 健康科学研究所 学術情報担当。入社以来、最先端の研究学術情報を集約・発信する業務に従事する他、全国各地の大学との共同研究や自社の臨床研究などにも携わり、ミツバチ産品の効果を明らかにしてきた。医学博士。
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