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公開日:2024年02月10日
50代に起こりやすいトラブル&併用したいセルフケア
「フェムテックって50代でも使っていいの?」なんとなく若い女性のものというイメージのあるフェムテック。しかし実は、50代の女性こそ積極的に利用すべきなのです。フェムテックとは何なのか、50代に起こりやすいトラブルなども詳しく解説します。
フェムテックという言葉は、2012年にドイツのインターネット起業家「Ida Tin」さんが月経アプリ「Clue」を立ち上げたときに誕生した言葉です。
まだ新しい言葉であるため、広く浸透しているわけではありませんが、フェムテック製品やサービスは2025年までに世界で5兆円規模の市場になるといわれています。
フェムテックとは、「Feminine(女性)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、生理や妊娠、更年期など女性特有の健康問題をテクノロジーで解決するための製品やサービスのことです。
似た言葉に「フェムケア」がありますが、フェムケアは女性の体や健康のケアをする製品やサービスのことで、特定のテクノロジーに依存しない点がフェムテックと異なります。
ただし、何をテクノロジーとしてどこまでをフェムテックに入れるのか、定義が決まっているわけではないため、女性特有の健康問題をよい方向へ変えるようなものであれば、フェムテックに含むことが多いです。
フェムテックは、一般的に6つのジャンルに分かれていて、それぞれ以下のような製品やサービスがあります。
女性は年齢やライフステージごとに、さまざまな体の悩みを抱えることも少なくありません。
近年、女性の社会進出が進み、女性の健康が社会に大きく影響するようになったことから、女性が毎日を心地よく過ごすためのフェムテック商品やサービスが注目されています。
50歳頃は、女性が閉経を迎える前後約10年間の更年期にあたる時期です。
女性ホルモンが減少するため、外陰部や腟などのフェムゾーンにさまざまなトラブルが起こる「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」にかかりやすくなります。
具体的には、どのようなトラブルが起こる可能性があるのでしょうか。
45〜55歳までの閉経前後は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少により、外陰部の潤いが低下します。
外陰部が乾燥すると、フェムゾーンに自転車のサドルやジーンズ、下着が当たったときに痛みやかゆみ、ひりつきを感じる原因となることも。
また、腟の潤いがなくなることでかゆみや乾燥などの不快感が現れたり、わずかな刺激によって出血したりする「萎縮性腟炎」が起こりやすくなります。
乾燥によって腟の分泌物やおりものが少なくなると、腟内を酸性に保っている「デーデルライン桿菌(かんきん)」という乳酸菌も減少します。
すると腟の自浄作用が正常に働かなくなり、細菌に感染して臭いや色のあるおりものやかゆみが出るなど、「細菌性腟炎」にかかりやすくなります。
女性ホルモンの減少によるフェムゾーンの乾燥は、セックス時の腟分泌物の減少による痛み、不快感、快感低下など、更年期以降の性生活にも大きな影響を与える重大な問題です。
日本家族計画協会が2020年に行った『ジャパンセックスサーベイ2020の調査結果の概要』によると、セックス時に痛みを感じることはあるかという問いに対し、50代女性の59.2%、60代女性の56.8%が痛みを感じることがあると回答しています。
また、セックスしたいと思うかという問いに対しては、50代女性の69.2%、60代女性の82%が思わないと回答していることからも、セックスに関する悩みを持つ女性が多いことがわかります。
女性ホルモンの減少によって腟壁のコラーゲンが減少したり筋力が低下したりすると、腟にゆるみが生じて尿もれが起こることがあります。
特に重いものを持ったときやくしゃみ、せきをしたときなど、何かの拍子にお腹に力が入ると、尿が漏れてしまうこともあるでしょう。
下着が少し濡れる程度であればそれほど問題はありませんが、歩くだけで漏れてしまうような場合は出掛けるのがおっくうになったりなど日常生活に多大な影響が出てしまいます。
少しでも尿もれの不安を感じたことがある場合は、骨盤底筋の衰えをセルフチェックしてみることをおすすめします。
50代は女性ホルモンの減少の影響により、心と体に変化が現れる年代です。
顔や体の肌が乾燥したり、シワやたるみが増えたりなど目に付く場所の変化ばかりが気になってしまいますが、顔や体と同じようにフェムゾーンも潤いが低下しています。
フェムゾーンのお悩みは、誰にでも起こる可能性がある身近な問題ですが、特別なケアはしていないという人がほとんどです。
特に50代以上の大人世代は、自分のフェムゾーンを見たり触れたりしたことがない人も多く、恥ずかしさから人にも相談できないことも多いのではないでしょうか。
株式会社クロス・マーケティングが行った『身体の悩みに関する調査に』によると、50代女性のフェムテックの認知度は11%。60代にいたっては9%と非常に低くなっています。
日本ではまだ歴史が浅く知名度も低いですが、むしろ心身が変化していく50代以上だからこそ、積極的にフェムテックを取り入れるべきなのです。
フェムテックというと、月経カップや布ナプキンなどの商品を思い浮かべるかもしれませんが、50代以降のハルメク世代のお悩みに寄り添うものも多数販売されています。
ここからは、ハルメク365編集部が50代におすすめするフェムテックアイテムを5つ紹介します。
「健康サポート・骨盤底筋サポートショーツ(通年用)」は、履くだけで骨盤底筋をケアできるショーツです。股部分のハンモック状の生地が骨盤底筋をもち上げるように支えつつ、左右から引き締めてくれます。伸びがよく食い込みにくいので、着脱も簡単です。
「フェミニンオイル」は、お風呂上がりに10秒間塗るだけで、デリケートゾーンのムズムズや臭いをケアしてくれるオイルです。美肌効果の高い柿の皮エキスなど、厳選した植物由来成分を配合しているため、安心して使えます。さらっとしてベタつかないのも魅力です。
「ピュビケアオーガニック フェミン シフォンソープ」は、厳選した上質なオーガニック成分で、フェムゾーンを優しく洗い上げる専用ソープ。黒ずみの原因となる摩擦が起こらないよう泡にもこだわり、天然の消臭成分「ノニ」が気になる臭いもケアしてくれます。
「フェリエ」は、VIO専用の除毛機です。近年、フェムゾーンの衛生を保つことの重要さから、VIOのお手入れが浸透してきています。ヘッドとアタッチメントが好みで付け替えられるだけでなく、防水仕様となっているため、お風呂でのケアも可能です。
「HARUTA式 骨盤底筋キュキュトレーナー」は、股の付け根にセットして、骨盤底筋を鍛えやすくするトレーニング器具。腟の引き締めだけでなく、つまずき対策や美脚、美尻、下腹部の引き締めなどにも効果的です。
フェムゾーンのトラブルをフェムテックで解消することも重要ですが、フェムテックでのケアと併せて、以下のように日常生活の中でできるセルフケアを行うことも大切です。
バランスのよい食事は、健康と美容の基本となります。
女性ホルモンと似たような働きをする大豆食品は、食物繊維やオリゴ糖を含んでいて、不足しがちな栄養を補ってくれるため、納豆や豆腐などは積極的に取るとよいでしょう。
また、赤と緑と黄の三色食品群を意識して取るのがおすすめです。
肉や魚、卵などの「赤」、緑黄色野菜やその他の野菜、果物などの「緑」、米やパン、麺類などの「黄」をまんべんなく取り入れると、栄養バランスが整いやすくなります。
バランスのよい食事と同じように、質のよい睡眠も大切です。
女性ホルモンの分泌は、睡眠と深くかかわっているため、少しでも睡眠の質を上げられるよう、気を配る必要があります。
就寝1時間前にはスマートフォンから目を離し、お気に入りのアロマを焚いてリラックスしたり、着心地のよい下着を身に付けたりするとよいでしょう。
フェムテックと併せて、骨盤底筋体操を取り入れるのもおすすめです。
骨盤底筋体操は、膀胱や尿道、子宮などを骨盤内で支える骨盤底筋を鍛えて尿道を閉じる力を強める効果が期待できるため、尿もれ予防になります。
フェムテックは、フェムゾーンのトラブルを予防したり解消したりする商品やサービスのことです。
年齢を重ねると、顔や髪にハリがなくなって乾燥するのと同じように、フェムゾーンのトラブルも増えてきます。
特に50代になるとホルモンバランスの影響を受けやすいため、これまでフェムテックを知らなかった人も積極的に理解を深め、毎日を楽しく過ごせるよう心がけましょう。
ただし、フェムテックの活用やセルフケアでも不快な症状が治らないときは、医療機関に相談して適切な治療を受けるようにしてください。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
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