うねり、広がり…梅雨の髪悩みはカットで解決!湿気に負けないヘア
うねり、広がり…梅雨の髪悩みはカットで解決!湿気に負けないヘア
公開日:2025年06月24日
【スタイル1】湿気によるうねりをカバー!ナチュラルな「ストレート×Cカール」
顔まわりはストレート、サイドとバックはCカールのデジタルパーマを組み合わせたスタイルは、髪のハリ・コシが落ちてきた50代にも若々しい印象を与えてくれるデザインです。
表面のストレート部分が梅雨時期の湿気によるうねりやクセを抑え、年齢とともに気になりやすい“ツヤ不足”も解消。デジタルパーマによる動きのある毛先が、ふんわりとした柔らかさと自然なボリューム感をプラスしてくれます(隈元さん)
スタイリングのコツ
表面のストレート部分は、ドライヤーの風を上からあててツヤをアップ。毛先は風量を落とし、手のひらで内側に包み込むようにブローすると自然な内巻きになります。スタイリング剤はヘアクリームを使用して、柔らかさとまとまりをキープするのがおすすめ。
【スタイル2】内巻き&外巻きを自在にチェンジ!「レイヤー×グラデボブ」
「梅雨時期はまとまりが悪く、ボサボサとした雰囲気になるのが気になって……」という安藤さん。そこで、トップは短めのレイヤーを入れ、裾の部分はグラデーションカットにしたまとまりのあるボブスタイルに。
こめかみの下あたりから内側の毛量を調整して、全体的に軽さも出しています。年齢髪で湿気による広がりが気になる人にぴったりの上品スタイルです。
内巻きにしやすく、外ハネも作りやすい、スタイリングで自在に表情が変えられるのも魅力です(木田さん)
スタイリングのコツ
梅雨時期の広がりが気になる場合は、正面からドライヤーの風をあてず、髪を上下2段に分け、上から下へと風を通すように、下に向かって手ぐしでブロー。これだけで広がりがぐっと落ち着きます。
前髪は自然に分かれるところのあえて5mm外側から持ってきてドライヤーをあてると、パックリ分けを防げます。分け目部分の仕上げにスプレーを4~5プッシュ少しずつ吹きかけ、動かないようキープして。
【スタイル3】エアリーな立体感でふんわり若見え。ペタンコ髪を救うレイヤーボブ
「年齢を重ねるにつれ、梅雨時期はトップのボリュームがなくなってしまうのが悩み」という坂田さん。そこで、立体感を意識したカットで空気を含んだようなふんわりエアリースタイルに。表面は軽くしすぎないことで、湿気でもつぶれにくいのがポイントです。
湿気でトップがぺったりしがちな人や、髪のボリュームが気になってきた50代におすすめのスタイルです。ふんわり軽やかに見えることで、ナチュラルな若見え効果も(市川さん)
スタイリングのコツ
ブローの前には大豆2粒分ぐらいのヘアクリームをベースにつけてしっかり保湿を。乾かした後は、ナチュラルなツヤを出しつつも広がりを抑えるスプレーを使って。全体の丸みと立体感が引き立つ、清潔感のある印象に仕上がります。
【スタイル4】湿気を味方につける技ありレイヤー!「ひし形×外ハネ」で小顔見え
ボリュームのあるクセ毛のため、「梅雨時期は特にクセの出やすい襟足がまとまらない」とお悩みの杉本さん。実は梅雨時期の湿気によるくせ毛を生かせば、自然な外ハネスタイルが完成します。
レイヤーを入れることで、トップのボリュームとサイドに動きを出し、襟足をタイトに締めてひし形のメリハリあるシルエットに仕上げました。耳かけスタイルとの相性もよいので、くせ毛で広がりやすい人もスッキリ見せやすく、小顔効果も抜群です(黒田さん)
スタイリングのコツ
髪に重さが出やすい人は、全体に軽めのヘアミルクでツヤを出してから、ワックスを表面の毛束と全体の毛先に揉み込んで動きを出すのがコツ。重たくなるオイルなどはNGです。
広がりを抑えるには、細かく繊維の入ったファイバータイプのワックスをサイドの内側の根元につけてタイトに仕上げ、耳かけスタイルに。湿気があっても広がりにくく、まとまりのある印象に仕上がります。
いかがですか? 湿気に翻弄されるのではなく、カットとスタイリング次第で梅雨時期のヘアスタイルが楽しめます。今回のスタイルを参考に、この季節の髪悩みを乗り切りましょう!
取材協力:オブ・コスメティックス
今回、スタイリングに使用したのは……
115g 3300円(税込)
135g 2310円(税込)
100mL 3630円(税込)




