週1回5分!人生が変わるミラクル習慣「爪トレ」#1
50代からでも変われる!「爪トレ」で“美爪になれる度”をセルフチェック
50代からでも変われる!「爪トレ」で“美爪になれる度”をセルフチェック
公開日:2025年12月27日
教えてくれるのは、はない かなこさん
一般社団法人国際TSUMEKENBIDO協会・代表理事、爪健美道(R)メソッドサロングランクール 主宰。独自メソッド「爪健美道(R)」を確立し、日本初の自爪育成ネイルケア技術で特許を取得。年齢や爪質に左右されないセルフケア法を提案している。著書に『週1回5分! 人生が変わるミラクル習慣爪トレ:爪は削り方と保湿で9割よくなる』(Gakken刊)
爪の悩みを救うために作られた「爪トレ」とは?
爪が割れやすいけど、どうしたらいいかわからない。爪の切り方の正解がわからないから、なんとなく短くしている。キレイな縦長の爪に憧れるけど、生まれつきだからと諦めている。
そんな方も多いのではないでしょうか。
爪はとても小さなパーツですが、爪に何らかの悩みをお持ちの方が、実に8割にも及んでいるという調査データがあるほどです。
かく言う私も、小さな頃から爪が弱く、形も悪い自分の爪が大嫌いで、コンプレックスを持っていました。
そんな私が、私のように爪に悩みのある方のお役に立ちたい、と一念発起。自宅でどなたでもできるようにアレンジしたセルフケア「爪トレ」としてお届けいたします。
「爪トレ」とは、爪を定期的にご自身でトレーニングするようにセルフでケアする爪ケア習慣「爪のトレーニング」という意味で名づけました。何歳からでも、どなたでも若返るパーツが爪です。
さあ、週1回、5分! 人生を変えるミラクル習慣「爪トレ」を一緒に始めましょう。
実は“力を入れるためのパーツ”。爪がある本当の理由
そもそも爪はなぜあるのでしょうか?
指の骨は先端まではありません。爪があることで「爪圧」という力が生まれます。この爪圧によって、初めて物をつかむことができるのです。
そもそも爪って何をしてくれているの?知られざる3つの役割
爪には、3つの重要な役割があります。
(1)指先を保護する
爪は指先の骨がない部分を覆ったり、外部刺激から指先を守っています。
(2)指先の感覚をサポート

爪があることで指先に力が入り、物をつかむ、つまむ、にぎるなどの細かな作業がしやすくなります。
(3)健康のバロメーター
爪は体の健康状態を表します。爪の色や質の変化には、栄養不足や病気(貧血や爪白癬、肝臓疾患など)の症状が現れることがあります。
もしも爪がなかったら、文字を書くことも、物を作って形にすることもできなかったでしょう。今の文化的な生活やさまざまな芸術があるのは、すべて爪のおかげと言っても過言ではありません。
あなたの“美爪になれる度”は?今の爪の健康状態をチェック!
「爪トレ」を始める前に、まずは今の爪の健康状態をチェックしてみましょう。
■爪の健やか度チェック
□ 爪全体がほのかなピンク色をしている
□ 爪の表面にツヤがある(乾燥や白っぽさがない)
□ 爪の表面が滑なめらかで、縦筋がない
□ 横筋や凸凹(でこぼこ)がない
□ 爪先が二枚爪になったり、先端に亀裂が入ったりしていない
□ 甘皮部分にささくれや損傷がない
□ 爪先とピンク色の部分の境目がきれいなアーチを描いている
□ 爪全体にアーモンド形の立体的な丸みがある
■爪の健康チェックシートで自分の爪を採点してみよう
6~8点の方:爪トレで、より健やかな美爪度アップ!
3~5点の方:爪トレで、すぐに健やかな美爪の仲間入り
0~2点の方・ダメージ爪、お疲れ爪かも……しっかりと爪トレをしましょう
初めてでも安心!「爪トレ」の疑問をまとめて解決Q&A
Q1. 爪トレは、いつするのがおすすめ?
A1. いつしてもいいですが、時間にゆとりがあり、リラックスしている週末がおすすめです。特にお風呂上がりは、爪が柔らかくなっているため扱いやすく、最適です。
Q2. 爪トレに使う道具を揃えるのは大変ですか?
A2. 紙ヤスリは、100円ショップにも適したものがたくさん揃っています。綿棒やウェットティッシュなどはご自宅にあるもので十分です。
Q3. 爪トレは、どれくらいの頻度で行いますか?
A3. 1 週間に一度で十分です。
Q4. 爪トレは、どれくらい時間がかかりますか?
A4. 最初は少し時間がかかるかもしれませんが、コツをつかんで慣れてくれば、削るだけなら5~10分くらいで完成します。
Q5. 爪トレで、どれくらいで爪が変わりますか?
A5. 個人差はありますが、だいたい3か月~半年を目安に実感していただけます。早い方なら、最初のケアから1〜2週間くらいで、変化を感じていただけます。
Q6. 生まれつき爪が弱く、小さい爪ですが、変わりますか?
A6. 爪トレを正しく行えば、どなたの爪もピンクの部分が大きくなり、縦長の美爪に変わっていきます。
Q7. 60代ですが、今からでも爪は変わりますか?
A7. 爪は半年で生え変わるので、いくつからでも若返るポテンシャルがあるパーツです。楽しみながら、チャレンジしてください。
美爪を育てるための3原則
(1)爪切りを使わない

爪は三層構造のため、爪切りで爪を切ると、爪の層に空気が入り、二枚爪の原因になります。また、爪切りでパチンと切るときに、爪が作られる場所である爪母(そうぼ)に大きな負荷がかかると言われています。
爪は、爪先から見るとどんな爪でもアーチがあります。そこに爪切りが直線的に入ることで爪の層を崩してしまい、二枚爪になってしまうというわけです。
(2)爪先を道具にしない

爪でシールを剥がす、段ボールの箱を開けるなど、爪先に負荷をかけると、どんなに良い爪でもダメージを受けてしまいます。
(3)こまめに保湿する

爪は、皮膚の角質が硬くなった組織です。放っておけば、乾燥してしまいます。ネイルオイルでこまめに保湿をして、弾力のある爪を保ちましょう。
次回の記事では、「美爪を育む“削り方&保湿”「爪トレ」の基本ケア【写真付き】 」を紹介していきます。
※「爪トレ」は爪健美道(R)が管理する登録商標です。記事内では(R)の表記を省略します。
※本記事は、書籍『週1回5分! 人生が変わるミラクル習慣爪トレ:爪は削り方と保湿で9割よくなる』より一部抜粋して構成しています。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
■「週1回5分!人生が変わるミラクル習慣「爪トレ」」をもっと読む■
#1:「爪トレ」で“美爪になれる度”セルフチェック
#2:美爪を育む“削り方&保湿”「爪トレ」の基本ケア
#3:割れ爪・縦筋・ガサガサ指先「爪トラブル対処法」
もっと詳しく知りたい人は、はないさんの書籍をチェック!
爪が割れやすい、二枚爪になる……。そんな爪の悩みを、週1回5分のセルフケアで改善していく方法を紹介した一冊。爪切りを使わず「削る+保湿」を軸にした独自の“爪トレ”を、写真付きでわかりやすく解説。年齢に左右されず爪は育て直せることを実感しながら学べる自爪育成の入門書。





