ガマンしない、続けやすい賢いゆる習慣
「1か月の壁」を超える!50代ズボラ女子でも続く“ゆる腸活ダイエット”
「1か月の壁」を超える!50代ズボラ女子でも続く“ゆる腸活ダイエット”
更新日:2025年11月11日
公開日:2025年10月08日
76%が実感!50代女性が痩せにくい原因とは
「昔は食べなければすぐ体重が戻ったのに、今は全然減らない」──そんな悩みは50代女性に共通。
江崎グリコが20〜50代の男女400名を対象に実施した「ダイエットに関する意識調査」(2025年7~8月実施)によると、40代・50代の76%が「以前より痩せにくくなった」と回答しています。
背景には、更年期によるホルモン変化や基礎代謝の低下があります。特にお腹まわりに脂肪がつきやすくなり、「努力しても結果が出にくい」と感じやすくなっているのです。
50代の多くが直面!ダイエット「1か月の壁」
同調査では、ダイエット経験者の63.9%が「結果が出る前にやめた」と回答。そのうち55.9%が「1か月未満」で挫折、さらに9割近くが「3か月未満」でやめています。
主な理由は――
- 我慢によるストレス(56.6%)
- モチベーションの低下(52.6%)
- 習慣化の難しさ(36.2%)
つまり、50代女性がつまずくのは「意思が弱いから」ではなく、「やり方が合っていないから」なのです。
注目すべきは「安静時のエネルギー消費量」
人が1日に消費するエネルギーのうち、約6割を占めるのが「安静時エネルギー消費量」。これは、呼吸・体温維持・内臓の働きなど、生きるために必要な消費エネルギーです。
実は、運動で消費するカロリーよりも大きな割合を占めており、ここを底上げできれば「痩せやすい体質」に近づけます。
江崎グリコの研究でも、腸内で短鎖脂肪酸を増やす食生活を続けることで、この安静時消費量が高まり、体脂肪や内臓脂肪の低減につながることが報告されています。
腸から痩せ体質へ!短鎖脂肪酸(タンサ脂肪酸)とは
短鎖脂肪酸は、腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖をエサにしてつくる代謝物質。
江崎グリコの研究では、独自のビフィズス菌「GCL2505株」と水溶性食物繊維「イヌリン」を継続摂取すると腸内のビフィズス菌が増え、短鎖脂肪酸が産生されやすくなることが確認されています。
その結果――
- 安静時のエネルギー消費量が向上(基礎代謝の底上げにつながる)
- 内臓脂肪・体脂肪の低減(脂肪の蓄積を防ぐ)
加えて短鎖脂肪酸は、免疫機能サポートや腸内環境のバリア機能維持にも関与しており、健康全般にプラスの作用が期待されています。
つまり「腸活で短鎖脂肪酸を増やすこと」が、50代女性の“痩せにくさ”を改善する科学的カギなのです。
今日からできる!「1か月の壁」を越える腸活習慣
1. 発酵食+腸活食材を“足すだけ”
- 納豆・ヨーグルト・ぬか漬けなどの発酵食品
- ごぼう・チコリ・バナナ・きのこ・玉ねぎなどの食物繊維・オリゴ糖食材
朝はヨーグルトにバナナをプラス、夕食は味噌汁にきのこをたっぷり入れるなど「ちょい足し」で続けやすい。
2. 腸もみで「お腹をゆるめる」
お風呂上がりに、お腹をやさしくマッサージする腸もみを。腸の動きを助けるとともに、リラックス効果でストレスも軽減できます。ズボラさんでも“ながら”でできるのが魅力。
3. 腸活リンパでリフレッシュ
深い呼吸は自律神経を整え、腸の動きにも好影響。動画を観ながら「腸活呼吸」を練習するのもおすすめです。寝る前の習慣にすれば、心も体もスッと軽くなります。
50代からは「賢いゆる腸活」で壁を超える
「1か月で挫折してしまう」のは、あなたが弱いからではなく方法がきつすぎたから。これからは、我慢や根性ではなく「腸を整える」習慣へ賢くシフトが正解です。
発酵食を足す、腸もみでお腹をほぐす、腸活呼吸でリラックス──ズボラでも無理なく続けられる工夫で、短鎖脂肪酸を増やして“痩せにくさ”を改善していけるはず。
50代からは「1か月の壁」をラクに乗り越える“ゆる腸活ダイエット”で、軽やかな体を手に入れましょう。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。




