1回僅か5分!顔たるみ改善、表情筋トレーニング講座
2024.07.262023年07月24日
間々田佳子さんの表情筋トレーニング(7)
眉間とおでこのしわを取る!表情筋トレーニング
鏡を見ると、眉間とおでこにくっきりとしわが! それは、自分でも気づかない表情のクセで作られる“表情じわ”です。表情筋研究家・間々田佳子さんがおすすめするのは「眉間ロック」。表情筋トレーニングで、顔の筋肉の使い方のクセを直していきましょう。
眉間とおでこのしわが気になる!原因は「表情の作り方のクセ」
眉間とおでこにしわがあると、表情が険しく不機嫌そうに見えて、悪い印象を与えますよね。実は、眉間・額のシワの原因は筋肉にあるんです。つまり「表情筋の使い方のクセ」です。
スマホなどを見る時に目を細め眉間にしわを寄せたり、目を開くときにおでこの筋肉を上に挙げている癖があると、いつも同じところにしわを寄せてしまい、年齢を重ねるほどしわはどんどん深く刻まれてしまいます。
また、年を重ねるとまぶたの肉が垂れてきて目が開きずらくなったり、目を開け閉めするための筋肉が伸びたり、切れたりしてまぶたが下がる眼瞼下垂という病気の可能性もあります。
ただ、表情筋の使い方のクセがで眉毛や眉間にしわがやっているという人は、額の筋肉、目周りの筋肉を鍛える表情筋トレーニング「眉ロック」で、しわを寄せずに目を開く新しい表情グセを覚えていきましょう。
目のまわりの筋肉である眼輪筋、まぶたを上げる上眼瞼挙筋と、眉を寄せ下げる皺眉筋(しゅうびきん)、眉毛下制筋(びもうかせいきん)鼻根筋(びこんきん)、そして、額の前頭筋などをコントロールできるようになる表情筋トレーニング「眉ロック」で、しわを寄せない表情グセを新たに覚えていきましょう。このトレーニングは、鏡を見ながら丁寧に行ってください。
眉、おでこのしわを取る表情筋トレーニング「眉ロック」のやり方
まずは姿勢を正して頭、顔、体で1本の軸を作ります。
眉と額まわりの緊張をほぐします。眉に指を当てて揺らしながら、無駄な力を抜いていきましょう。おでこが緊張している場合は、額に指を当てて頭を左右に軽く揺すります。
そして、目を大きく見開きます。このとき、額の筋肉を使って目を見開くと、おでこにしわが寄ってしまいます。まぶたの力を使って開くことを意識しましょう。
おでこにしわができる場合は、手でしわを伸ばすように押さえましょう。目を見開いたまま5秒キープします。
目をぎゅっと閉じます。眉間にしわがよらないように注意しながら、目を細めます。
目を細めて5秒キープします。
目を細めたときに眉間にしわが入ってしまう方は、眉間のしわを伸ばすように指で眉を押さえます。
そして、また目をぎゅっと閉じた後リラックスします。
目を見開いて細める動きを、3~5回繰り返して行ってください。
手を使わなくても、しわが寄らないように目を開いたり細められるまで何度も練習しましょう。眉間とおでこのしわは、自力で改善できますよ!
次回は、目の下のたるみ、クマ改善におすすめの表情筋トレーニングを紹介します。「間々田佳子のコアフェイストレーニング」連載もぜひチェックしてくださいね!
間々田佳子(ままだ・よしこ)さんのプロフィール
表情筋研究家。表情筋トレーナー。1972年生まれ。年間約200回の「顔ヨガ」講演を全国で行い、テレビなどのメディアでも話題に。現在は表情筋を動かすコア・フェイストレーニングを提唱しています。タンゴダンス世界選手権アジア大会ステージ部門チャンピオン(2010年)。『ながら顔ヨガ』(主婦と生活社刊)『間々田佳子の顔ヨガでV字上げ』(ぴあMOOK)など著書多数。ハルメク365の「間々田佳子のコアフェイストレーニング」連載も人気。
※この記事は2020年6月の記事を再編集をして掲載しています。
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