公開日:2020/06/05
更新日:2020/12/17
表情筋研究家・間々田佳子さんのオンライン動画講座第6回。口元のたるみをケアする表情筋トレーニング「ウートレーニング」です。マスクをすれば、人目を気にせず取り組めるエクササイズです。口輪筋と頬筋を鍛えて、ブルドッグ顔を防ぎましょう。
頬と口元の筋肉を使っていますか? 日頃から、あまり表情を変えずにおしゃべりしている人は、口元の筋肉が衰えてきている可能性が。口元と頬の筋肉が衰えると、脂肪の重みを支えられず頬の組織が全体的に垂れて、ブルドッグのような顔になってしまいます。
口まわりの筋肉である口輪筋と、頬筋を鍛える表情筋トレーニング「ウートレ―ニング」で、口元のたるみを解消していきましょう。
マスクをしながらでもできる動きなので、思い出したときに取り組んでくださいね。
姿勢が悪いと、使う表情筋にバラツキが出ます。この状態で表情筋トレーニングを行っても、力が入って緊張しているところと筋肉が衰えて緩んだところの差が大きくなり、顔のバランスが崩れていきます。必ず姿勢を正してから、表情筋トレーニングを行いましょう。
まずは体を起こし、骨盤をしっかり立てます。骨盤を左右に揺らしながら、深く呼吸をして緊張をほぐし肩の力を抜きます。体だけでなく、顔や心の緊張がほぐれて無駄な力が抜けることで、表情筋全体が動きやすくなります。
このときに、体と顔、頭に1本の軸が通るようにイメージしましょう。
鏡やスマートフォンの自撮り機能で、自分の顔をチェックしながら行いましょう。スタートする前に、笑顔を作った顔のアップ写真を撮っておくと、1週間後に顔の変化を確かめられて効果が実感できますよ。
まずは姿勢を正して頭、顔、体で1本の軸を作ります。
口をすぼめ「うー」という口の形にします。できる限り前に突き出します。
口をすぼめたまま、右側に動かしてストップ。5秒キープ。
右から左へ動かし、5秒キープします。
これを繰り返します。
「うー」と前に口を突き出して5秒。
右へ移動して、5秒カウント。
左へ移動して5秒カウント。
スピードをアップして、左右に10回動かします。
これらの動きを、口元の筋肉を使ったな~と感じるまで行ってください。
ポイントは、アゴを引くことです。口輪筋と頬筋あたりを触ったときに硬くなるよう力を入れてください。
マスクを着けたときに必ず行う表情筋トレーニングとして覚えて、せっせと動かしましょうね。
表情筋研究家。表情筋トレーナー。1972年生まれ。年間約200回の「顔ヨガ」講演を全国で行い、テレビなどのメディアでも話題に。現在は表情筋を動かすコア・フェイストレーニングを提唱しています。タンゴダンス世界選手権 アジア大会 ステージ部門 チャンピオン(2010年)。『ながら顔ヨガ』(主婦と生活社刊)『間々田佳子の顔ヨガでV字上げ』(ぴあMOOK)など著書多数。
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