公開日:2020/05/29
表情筋研究家・間々田佳子さんのオンライン動画講座第5回。ほほのたるみと笑い方のクセでついたほうれい線のしわに、口の内側からアプローチする表情筋トレーニング「口周りプッシュ」です。マスクをしながらでも、こっそりできる動きです。
老け顔の象徴になる、ほうれい線。ほうれい線が深くなっていく原因の一つとして、頬のたるみと、笑い方によってついたクセが挙げられます。
顔の筋肉の70%は口周りの筋肉につながっているため、口輪筋を鍛えることで、頬がたるんで落ちてできるほうれい線を消す効果が期待できます。
また、笑い方の癖でできたほうれい線の溝を口の内側から伸ばしていきます。
姿勢が悪いと、使う表情筋にバラツキが出ます。この状態で表情筋トレーニングを行っても、力が入って緊張しているところと筋肉が衰えて緩んだところの差が大きくなり、顔のバランスが崩れていきます。必ず姿勢を正してから、表情筋トレーニングを行いましょう。
まずは体を起こし、骨盤をしっかり立てます。骨盤を左右に揺らしながら、深く呼吸をして緊張をほぐし肩の力を抜きます。体だけでなく、顔や心の緊張がほぐれて無駄な力が抜けることで、表情筋全体が動きやすくなります。
このときに、体と顔、頭に1本の軸が通るようにイメージしましょう。
鏡やスマートフォンの自撮り機能で、自分の顔をチェックしながら行いましょう。スタートする前に、笑顔を作った顔のアップ写真を撮っておくと、1週間後に顔の変化を確かめられて効果が実感できますよ。
まずは姿勢を正して頭、顔、体で1本の軸を作ります。
口を閉じて、ほうれい線を舌先で内側からなぞり、左右に動かします。口周りの筋肉はぐっと引き締めるように意識して、口が開かないように気を付けましょう。
5回行います。右から左、左から右、右から左、左から右。ラスト右から左。
負荷をかけたいときは、舌を一周させましょう。二重アゴ解消効果もあります。
ポイントは、口が開かないようにすることです。また、舌先で口周りの筋肉を押そうとすると、一緒にアゴが前に出てしまいがちなので注意しましょう。
マスクを着けたときに必ず行う表情筋トレーニングとして覚えておけば、ほうれい線はどんどん薄くなっていくはずです。
マスク生活で衰えた表情筋を一緒にトレーニングしませんか? オンライン講座で、間々田さんの表情筋トレーニングが学べます!詳しくは、ハルメク 旅と講座サイトをご確認ください。
表情筋研究家。表情筋トレーナー。1972年生まれ。年間約200回の「顔ヨガ」講演を全国で行い、テレビなどのメディアでも話題に。現在は表情筋を動かすコア・フェイストレーニングを提唱しています。タンゴダンス世界選手権 アジア大会 ステージ部門 チャンピオン(2010年)。『ながら顔ヨガ』(主婦と生活社刊)『間々田佳子の顔ヨガでV字上げ』(ぴあMOOK)など著書多数。
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