公開日:2020/06/17

更新日:2020/09/12

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素朴な疑問

地方によってお赤飯の作り方が違うって本当?

 

地方によってお赤飯の作り方が違うって本当?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

先日、ご近所さんと赤飯の話をしていて、すごく驚いたことがありました。その方の地元では、赤飯は甘いんですって。生まれは北海道って言っていたから、もしかしたら地方によって赤飯の作り方って、違うのかしら……? 気になったので、早速調べてみました!

 

赤飯の由来とは


赤飯は、赤ちゃんが誕生したお祝いから60歳の還暦祝いをはじめ、人生のさまざまなシーンでの晴れの日の食べ物として根付いています。さかのぼると古くは平安時代から、赤飯はお祝いの席で食べられていたそう。


日本では昔から、赤色には邪気をはらう力があると信じられていました。そしてお米が貴重な食べ物であったことから、赤いお米を炊いて神様にお供えしていたそうです。そんな風習から、祝いの席でおもてなし料理として提供されるようになりました。


そんな赤飯ですが、地方によって作り方に違いがあることがわかりました。ここでは、幾つかの地方の代表的なお赤飯をご紹介します。

 

日本全国のいろいろなお赤飯

【関東地方】ササゲ赤飯

関東地方の赤飯は、「ササゲ赤飯」といって、甘くない赤飯です。通常、赤飯に入っているのは、全国的にササゲよりも食感がよいアズキの方が多いようです。

 

しかし、皮が破れやすいアズキは胴割れといって切腹を連想するので、縁起が悪いとされ、武家のお祝いの席では、ササゲが使われるようになったといいます。晴れの日の食べ物だから、縁起かつぎは大切ですね。

 

【北海道・青森・山梨・長野県】甘納豆赤飯

甘い赤飯は全国に存在します。北海道や山梨・長野といった県では、ササゲでもアズキでもなく、甘納豆を赤飯に入れるのが定番です。青森県の一部にも、同じ風習が残っているのは、室町時代に山梨から移住した人が多かったからだそう。

 

ただし、甘納豆を入れて炊いても米は赤くならないため、赤飯らしく見せるために食紅が用いられます。甘納豆は、炊き上がった状態の赤飯に最後の仕上げとして加え、紅しょうがやごま塩で彩りを添えれば完成です。

 

【新潟県中越地方】しょうゆ赤飯

新潟県中越地方の一部の地域には、「しょうゆ赤飯」が存在します。色目は赤飯というより五目おこわ的な茶系で、「しょうゆおこわ」とも呼ばれています。豆は金時豆が入っています。

 

新潟でも赤飯を赤くするのにササゲを使っていましたが、高価なため、なかなか手に入れることができなかったのそう。そこで、しょうゆの製造が盛んだったということもあり、ササゲではなく、しょうゆが使われたという説があります。

 

【福井県】里芋赤飯

福井県大野市の赤飯は、サトイモを丸のまま入れて、もち米やアズキと一緒に蒸して作ります。大野市はサトイモの産地として有名で、里芋赤飯は、昔から大野市森山地区の季節の祭りで出されるごちそうとして、子孫繁栄を願った縁起かつぎとして、今もなお、この地域の人々によって伝承されています。

 

赤飯には地方によって違いがあることがわかりました。同じ日本でもこんなに違うなんて、食文化って面白いですね。今度、他の地方の赤飯を作ってみようと思います。

 

 

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参照:NAVERまとめ

   Japaaan magazine

   赤飯文化啓発協会

   イチビキ

   旅する食卓

   自然人net.

 

甘いお赤飯を食べてみたいな♪
甘いお赤飯を食べてみたいな♪

 

イラスト:飛田冬子

 


人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」

 

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