素朴な疑問玄米ってどうして体にいいの?

公開日:2019/02/26

玄米ってどうして体にいいの?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

娘が突然こんなことを言ってきました。「お母さん! 明日からダイエットするから、ごはんは毎日玄米にして!」

 

「突然そんなこと言われても、うちには白いごはんしかないわよ!」と言い返したものの、玄米ってそんなにダイエットに効くのかしら? と気になってしまった私。早速玄米の栄養素について調べてみました。

 

玄米は白米に比べ、栄養豊富

日本食品標準成分表によると、玄米と精白米(白いごはん)の100gあたりのカロリーは玄米350kcal、精白米356kcalとそれほど変わりません。だったらダイエットに玄米を食べても何の意味もないじゃない……と思ったのですが、実はそうではありませんでした!

 

なんと、玄米は精白米に比べて食物繊維が6倍、ビタミンB1は8倍、B6は10.5倍、ビタミンEが12倍、マグネシウムが4.5倍、さらにナイアシンが14.5倍も含まれているんです! カロリーはほとんど変わらないのに栄養価は白米よりも高いなんて、すごいですね。

 

これだけ栄養価が高いということは、白米+野菜のおかずで摂取できる栄養素を、玄米だけで摂れてしまうということになりますよね。

 

どうして玄米と精白米でこんなに栄養価が違うのでしょうか? その秘密は「ぬか」にありました。

 

もみ殻やぬかに栄養がある

稲に実ったお米が私たちの食べている「白米」になるまでには、いくつかの工程を経ています。まずは一番外側の「もみ殻」を外した状態。これが玄米ですね。玄米から「ぬか層」を取った状態が胚芽米です。胚芽米からさらに「胚」を取って、ようやく馴染みのある「白米」として食べることができるんです。

 

でも、玄米から白米になる過程で削られてしまう「ぬか層」にはビタミンやミネラル、食物繊維が大量に含まれています。さらに「胚」にもビタミンやミネラル、たんぱく質が含まれているんです。

 

つまり白いごはんとは、玄米にある「ぬか層」「胚」の栄養素を捨ててしまった後の状態ということ。いわゆる白米と呼ばれる「胚乳」だけの部分に含まれているのは、ほとんどがでんぷん質、つまり糖質なんです。

 

せっかくごはんを食べるなら、糖質の部分だけでなくいろいろと栄養素を含んだ部分も一緒に食べたいですよね。そのためには、白米より胚芽米、胚芽米よりも玄米ということでしょうか。

 

いろいろと成分を調べると、ダイエットしようとしている娘がなぜ玄米を食べようとしていたのかわかりました。さっそくスーパーに行って、今日から玄米に変えちゃおうかしら……。

 

 

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参照:五訂増補日本食品標準成分表

   株式会社玄米酵素

   JAグループ

野菜は皮と実の間に一番栄養がある
野菜は皮と実の間に一番栄養がある。

イラスト:飛田冬子

 


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