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公開日:2023年09月08日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
気になる本を買いたくて、本屋さんに行ったときのこと。『読書の秋の始まりはこの1冊! 読書週間は10月27日から』と書いてあるPOPが目にとまりました。
食欲の秋やスポーツの秋など、たくさんの秋があるけれど、なぜ読書の秋といわれるようになったのかしら?、調べてみます!
読書の秋といわれる由来は諸説ありますが、一般的には中国の唐時代の詩人である韓愈(かんゆ)の詩の中にある「燈火稍く親しむ可く(灯火ようやく親しむべし)」という一節から、秋が読書に向いている季節とされるようになったといわれています。
「燈火稍く親しむ可く」は、韓愈が自分の息子に「秋は過ごしやすいので夜は明かりをつけて読書をするのに適している」と読書を勧めた一節で、夏目漱石も小説「三四郎」の中でこの言葉を引用しています。
また、日本では「10月27日」を読書の日とし、ここから2週間を「読書週間」としています。
日本では、10月27日〜 11月9日の2週間にわたって「読書週間」が実施されます。
読書週間は、1947年に「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という志のもと、出版社や書店、公共図書館を中心に、新聞社や放送局などの協力によって始まったもの。
アメリカの「チルドレンズ・ブック・ウィーク」にならって、第1回の読書週間は11月17日〜23日に実施されました。
第1回が大好評だったことから、2回目からは文化の日を中心にした10月27日〜11月9日までの2週間に変更し、現在も続いています。
実際のところ、他の季節と比べて秋に読書をする人が大幅に増えるというわけではないようですが、秋は比較的本が多く読まれる季節だといえます。
例えば、香川県立図書館が2021年に貸し出した本の月別の数は、7月と8月が多くなっているそう。
これは、夏休み期間であることが主な要因です。それ以外の月では9月がもっとも多く、その次に10月が多くなっていることから、秋は本を読む人が増えるといえそうです。
読書週間には図書館や書店でさまざまな催しが行われることも多く、新しい一冊に出会えるチャンスが増えそう。これを機に、秋の夜長に読書を楽しむのもよいですね。
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イラスト:飛田冬子
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