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- 言いにくいことを伝えるには?アサーティブ度を診断
相手とのコミュニケーションを損なわず言いにくいことも伝えられようになる「アサーティブ」を知れば、心のわだかまりがすっきり消えますよ。まずはアサーティブ度診断をしてみましょう。心療内科医・海原純子さんが解説します。
海原純子さんのプロフィール
うみはらじゅんこ。1952(昭和27)年生まれ。医学博士。心療内科医、産業医。日本医科大学特任教授、昭和女子大学特命教授。近著に『「繊細すぎる人」のための心の相談箱 いまよりラクに生きるためのヒント』(PHP研究所刊)。海原純子さんの公式ホームページもチェック。心をラクに、幸せに暮らすためのヒントを学ぶオンライン講座・動画も人気。
自分もOK、あなたもOKの関係を作る「アサーティブ」とは?
「アサーティブ(assertive)」という言葉、ご存じでしょうか? ご存じない方も多いかもしれません。1970年代にアメリカで注目され始めた言葉で、辞書を見ると、「正当に主張する、はっきり自分の意見を述べる、自分に自信を持った」、などという訳になっています。
でも自己主張というと日本の場合かなり強い印象がありますよね。アメリカで「アサーティブ」というと微妙に違うなあ、という気がします。悪びれずすっきり凛として自分の意見を述べる、という感じでしょうか。
日本語に訳せない言葉ってありますよね。そのまま英語が日本語になっているもの、例えば「プライバシー」や「ジェンダー」などもそうですが、そのまま使わないとうまくニュアンスが伝わらない言葉。こういう言葉はそれまで日本の中で私たちの概念にないものであるようなことに思えます。
「アサーティブ」も、これまでそうした視点でものを考えてこなかった概念といえます。
人と関わりを持ちコミュニケーションをとるとき、上から目線になったり逆に妙におどおどしたり、失礼ではないかと気を使ったり、あるいは距離が近過ぎて何でも自分の思い通りに支配しようとしたりするものですが、「アサーティブ」とは対等で心地よい関係性を作り出すためのコミュニケーション手法ともいえます。
簡単に言うと自分もOK、あなたもOKの関係を作るコミュニケーション方法なのです。
あなたのアサーティブ度をチェック!
それではあなたのアサーティブ指数を調べてみましょう。次に挙げる9つの事柄であなたが苦手だな、と思うものはどのくらいありますか?
- 会合や集まりで発言や質問をする。
- 貸しているものを返してほしいとき、言い訳せずに返して、と言う。
- 男性の上司や男性の医師などに自分の意見を言う。
- 一人で旅行に行く。
- 嫌な仕事ややりたくないことを頼まれたとき、きちんと断れる。
- 家族や友人から理解されていないと感じたとき、そのことについて相手ときちんと話し合う。
- 助けてほしいときや手助けを頼みたいとき、SOSを出したり頼ったりできる。
- ライブやコンサートで周りの人の反応とは関わりなく、自分の中に湧き起こる感動を表現して拍手したりできる。
- 怒りを感じたとき、そのことを表現して自分は怒っていると相手に伝えることができる。
さあ、いかがでしょう。苦手な数が多いほどアサーティブ度は低い。つまり相手とのコミュニケーションでストレスがたまりやすいといえます。...
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