本物?偽物?チェックすべきポイントは?

【メルカリ】ブランド品を買うときの注意点

公開日:2022.01.29

更新日:2024.12.06

ブランド品に対する不安は「偽物なのでは?」ということ

メルカリの場合には個人が出品していることもあって、購入検討の際「このブランド品は偽物なのでは?」という疑いの気持ちが出てきてしまうのが正直なところ。もちろん本物のブランド品を出品している出品者もたくさんいますが、判断できる情報は写真と出品者が書いた商品説明のみなので、不安になるのは仕方ありませんよね。

でも不安だからこそ、今回紹介するチェックポイントをしっかりと確認してみてください。チェックするのは大きく分けて、写真、商品説明、価格です。まずは写真のチェックポイントから解説していきましょう!

【メルカリブランド品1】写真のチェックポイント

出品写真の中でチェックすべきことを3つ解説していきます。

【写真ポイント1】傷や汚れはきちんと確認

傷や汚れなどのダメージに関してはブランド品に限ったことではありません。でもブランド品は値段が高いこともあり、商品に大きな傷などがあったらすごくショックですよね。そうならないためにも傷や汚れなどはきちんと確認しておきましょう。

例えばバックの場合には底部分の四角が傷つきやすいですし、金具にも思いのほか傷が付いています。それと持ち手が付いているのであれば、持ち手部分も汚れやすいので、写真でチェックしておきましょう。

商品も高額になるので、もし気になるならば、出品者にコメントを通して質問するくらいがちょうど良いと思います。

【写真ポイント2】自分で撮影した写真を使っているか

メルカリの商品写真を見ていると、自分で撮っていないような写真を使っているユーザーも少なくありません。ネット上のどこかのサイトの画像を使っているような写真です。実はこれに関してはメルカリのルール違反になります。

それにもし実物の写真を掲載していないならば、そもそも商品がない可能性も考えられます。メルカリのルール違反をしている時点で避けた方が良いですし、実物があることが証明されていないので、このような商品は避けた方が安心です。

【写真ポイント3】他のユーザーと同じ写真を使っていないか?

実物を撮った写真が掲載されるとしても、同じような写真を違うユーザーが使い回していることもあります。このような商品も避けた方が良い商品の一つ。

そもそも同じ商品の写真を別の人が撮った場合、全く同じになることはありません。もしかしたら偽物を販売するようなチームが同じ写真を使い回している可能性もあるので、万が一同じ写真を見たら必ずアカウントの名前を確認してください。アカウント名が違うようなら、購入は避けた方が無難です。

【メルカリブランド品2】説明文のチェックポイント

次は説明文で確認すべきこと3点です。

【文章ポイント1】シリアルナンバーなど本物保証はあるか?

一定のブランドの商品には、一つ一つの商品に番号が振られています。その番号が明記されていなかったり、商品説明で触れられていないのであれば、購入を見直すことになりそうです。本物を証明するものの写真に関しては、偽造されたり悪用される可能性があるので、あえて掲載しない出品者もいます。そのような場合にはコメントを通して証明するものがあるのかをきちんと確認しておきましょう。

【文章ポイント2】「○○で買いました」は信用できないことも

メルカリに出品されているブランド品を見ると「○○で買いました」と購入場所が書かれていることがあります。多くは具体的なお店や百貨店の名前なのですが、これに関しては100%信用できるかというと少し疑問が残ってしまいます。

というのも、そこで買った証拠はないからです。商品説明にどんなことを書いても、それが真実かどうかは出品者しかわかりません。そのため、保証書などに記載がある場合を除き、購入場所に関しては、あくまで参考という程度に考えた方が無難だと筆者は考えています。

【メルカリブランド品3】評価欄の内容をしっかりチェック

メルカリでは売買取引後に出品者・購入者それぞれの評価を行います。必ず購入前に出品者の評価を文章も含めて確認するようにしましょう。そこでポジティブな評価内容のは誠実に取引をしているという安心材料の一つとなるでしょう。

また、あまりに取引数・評価数が少ない出品者から、いきなり高額商品を購入するのは避けたいところ。疑問点などを質問して、真摯に回答をもらえるかなど含めて、慎重に判断してください。

【メルカリブランド品4】油断大敵!価格が安すぎるのも危険

中古品とはいえ、高級ブランド商品が理由なく劇的に安くなることは、それほどありません。例えば新品で買ったら10万円するようなバッグが、ほとんど使われない状態で1万円程度になるのは、逆におかしいと思った方が良いです。

もし自分が同じような立場だったらどうするかを考えてみてください。10万円を支払って買ったバッグ、しかもほとんど使っていないきれいな状態のものを1万円で売りたいと思いますか?

買う側からすれば安ければ安いほどうれしいのですが、知名度が高いブランド品の場合には安さが仇(あだ)になることもあるということです。妥当な価格で出品されている商品は、当然値段も高いのですが、出品者はそれだけ自信を持っていると考えることもできます。そのような商品を狙った方が安心できますね。

ブランド品に関しては、楽天「ラクマ」を利用するのも手

ラクマ公式ブランドショップ(画像はラクマより)


フリマアプリはメルカリだけではなく楽天のラクマもあります。実はラクマには、「ラクマ公式ブランドショップ」があるのです。これは専門スタッフによって検品などを行い一定の基準を満たした商品だけが出品されているショップです。

きちんとした鑑定なども行われているので、偽物が出品される可能性は低いです。普段はメルカリを使っている人も、このような特別なシステムがあるようなフリマアプリを使うのも、上手なフリマアプリの活用方法です。


フリマアプリといえど、高額なブランド品を買うときは慎重になってしまいますよね。でもそのくらいの慎重さがあってちょうど良いのかもしれませんよ。「少しでも疑いがあったら買わない」というスタンスでいることが、偽物のブランド品を買わないためには必要なことになりそうです。

■もっと知りたい■

川崎さちえ

フリマアプリの専門家、そしてお得情報大好きライターとして記事を執筆。日常生活の中で無理なくできる節約術や快適生活術をお伝えしています。生活情報サイトAll Aboutのフリマアプリガイド。

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