毎日無理なく簡単に生活費を削減

プロに学ぶ節約術!電気代・固定費の節約アイデア15

プロに学ぶ節約術!電気代・固定費の節約アイデア15

更新日:2022年11月30日

公開日:2020年06月18日

プロに学ぶ節約術

電気代や電話料金など、毎月支払う固定費の金額は意外と大きいもの。固定費を見直すだけでも、生活費は大幅に節約できます。エアコンや冷蔵庫の使い方など、今すぐできる簡単な電気代節約アイデアや、固定費を削減する方法を節約のプロに教えてもらいました。

日々の習慣が大事!無理なくできる簡単な節約術とは?

節約は大切ですが、できれば今の生活を大きく変えずに、無理なくカットできるといいですよね。

「人間は財布から出るお金は意識しますが、自動的に引き落とされる固定費に対しては放置しがち。まずは毎月の支払い内容を確認して『本当に必要な出費かどうか』を見直しましょう」と、節約アドバイザーの丸山晴美さん。

また、家計の固定費といえば光熱費。家電コーディネーターの戸井田 園子(といだ・そのこ)さんは「今の家電は優秀。10年前の製品を使い続けるよりも電気代は大幅に下がるので買い替えも視野に入れて」と言います。

節約のプロであるお二人に教えてもらった、今すぐできる節約アイデアを15個まとめて紹介します。

■教えてくれた人

丸山晴美さん
まるやま・はるみ 節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー。テレビや講演会で節約やお金の管理運用などのアドバイスを行う。

戸井田園子さん
といだ・そのこ 家電コーディネーター。性能やデザイン、価格を総合的に比較し、本当に使える家電を見極める選択眼に定評アリ。

※記事内で紹介するサービスの金額は、2020年6月時点のものです。サービスを利用する際は、最新の情報をご確認ください

電気代を節約!エアコン・冷蔵庫の使い方と買い替え時期

消費電力が大きい冷蔵庫やエアコンなどの家電は、使い方を見直すだけでも、電気代を大幅にカットできます。

節約アイデア1:エアコンの設定温度を調整して節電!

環境省の発表によると、エアコンは冷房の温度設定を1℃高くすることで約13%、冬は暖房の温度を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。室温の目安は28℃、暖房は20℃です。ちょっとガマンするだけで省エネと節約の両方を実現できます。

節約アイデア2:エアコンは外出する30分前に消す

今の住宅は断熱性能や気密性が高いので、外出30分前に暖房を切っても室内の温度は急変することはありません。早めに消す習慣をつけましょう。またエアコンは風向きも重要。冷房は上向きに、暖房は下向きに風を吹き出すと部屋の温度が早く均一になります。

節約アイデア3:遮熱カーテンでエアコンの効果をアップ!

窓に遮熱効果が高いカーテンをつけるだけで、エアコンの電気代は下がります。夏の日中でも、遮熱カーテンを閉めておくだけで、日差しの熱を30%カットできます。

また、冬は日中はカーテンを開けて太陽の光を取り込み、夜は閉めて冷気を遮断することで、暖房光熱費を減らす節約効果が期待できます。長くて厚手のドレープが入ってるカーテンを選ぶと、さらに遮熱効果が高まります。

続いては、冷蔵庫の使い方で節約できる方法です。

 

節約アイデア4:冷蔵庫のパッキン掃除で冷気流出を防ぐ

冷蔵庫は扉の合わせ目から冷気が流出します。この部分のパッキンが汚れていると密閉性が低くなり冷気が外に出るため、冷蔵庫は室内を冷やそうと余計に稼働することに。パッキンの掃除はこまめに行うように心掛けましょう。

節約アイデア5:冷蔵庫の買い替えで電気代が約4割減る

冷蔵庫はこの十数年で約50%もの省エネを達成している優秀な家電。断熱技術や冷蔵技術が向上したことで10~20年前の冷蔵庫と比べると電気代は大幅に下がりました。

例えば450~500Lの冷蔵庫の場合、10年前の製品に比べて現行品の電気代は約4割減、年間で6000円程度安くなります。さらに20年前の製品と比べると約6割減で、1万5000円以上、電気代が下がる計算です。

家電の耐用年数は10年なので買い替えの目安にしましょう。また冷蔵庫回りを放熱しやすい環境にすることも大切です。

節約アイデア6:家電の買い替えにおすすめの時期は9月

エアコンや冷蔵庫など、大型家電の買い替えは大きな出費ですが、タイミング次第で安く手に入ります。

9月は家電量販店が半期に一度の総決算セールの時期。家電メーカーは10月に新製品を発売することが多いので、9月は現行品が底値になります。

また、店舗とネット通販で同じ商品の価格を比較すると、店員の人件費や店舗の場所代が必要のないネットの方が、1~2割安い場合が多いよう。「現金払い・持ち帰り」などの場合、店舗でも割引してもらえる場合もあるので、値引き交渉してみるのもおすすめです。

節約アイデア7:契約アンペアを下げて電気代を安く!

電力会社の多くは、契約アンペア数によって電気代の基本料金が決まります。10アンペア下げても生活に大きな支障はなく、ドライヤーと炊飯器など、大きな電力を使う家電を同時に使わなければいいだけです。

50→40アンペアに下げるだけで、年間で3000円以上も下がることがあるので、一度電力会社の契約プランを確認してみましょう。 

固定費を節約!利用頻度が低いものは退会や見直しを

「なんとなく続けている」有料サービスは、本当に自分に必要なものなのか、今一度確認してみましょう。車も利用頻度が低いなら、カーシェアリングがお得です。

節約アイデア8:利用頻度が低い定額サービスは退会する

定額で動画が見放題になる「ビデオオンデマンドサービス」などの有料サービスは便利ですが、使わない月も自動的にお金が引き落とされるので、いつの間にかけっこうな出費に。

あまり利用しないサービスを退会すれば、月額1000~2000円程度の出費が減ります。もし退会後に再入会する際も、多くのサービスでは加入時の支払い情報を引き継いでいるので、簡単に利用再開できます。

節約アイデア9:電話のオプションサービスを見直す

少額でも、使っていないサービスにお金を払い続けるのはムダ。例えば、月額300円の固定電話のキャッチホンサービスと、月500円の転送機能を両方解約すれば、それだけで1年で9600円節約できます。

節約アイデア10:週2回以上行かないジムは退会を検討

スポーツジムなどの月会費は、通うほど元が取れる仕組み。健康のために入会しても、週1回以上通えていないなら、損している可能性も。公共の運動施設を利用するという選択肢もあります。

節約アイデア11:カーシェアリングで車の維持費を削減

駐車場代や自動車税などバカにならない車の維持費。車の利用頻度が低いのであれば、必要なときだけ利用できる「カーシェアリング」を検討してみるのもおすすめ。

最低15分から使えて、使用料金は6時間で3500~4000円とお手頃です。また、レンタカーのようにガソリンを満タンにして返却する必要はなく、保険料も基本料金に含まれているので、とってもお得です。

節約アイデア12:NHKの受信料は前払いがお得!

NHKの受信料の支払い方法は月額の他に、3パターンの前払い(2か月・6か月・12か月)が設定されており、まとめて前払いする期間が長いほど、割引率が高くなります。

例えば、地上放送の契約を1年分前払いすると、2か月払いよりも年間で7.61%(1130円)安くなります。

さらに、クレジットカード払いにするとカード会社のポイントがつくのでさらにお得に! ただし、ネットか郵送で手続きが必要です。

季節の大型出費を節約!積み立てや割引サービスでお得に

節約アイデア13:冬物のクリーニングはオフシーズンに

多くのクリーニング店では、閑散期はお得な割引サービスがあるもの。注目は保管サービス付きのクリーニングです。例えば「カジタク」では、1着1000円(15点パック1点あたりの価格)で最長9か月保管してくれます。

節約アイデア14:お歳暮・お中元は百貨店で積み立てを

毎月一定額を積み立てると、1年後にボーナスが加算されたお買い物券がもらえる、百貨店の「友の会」サービス。毎月1万円積み立てると、1年で13万円分になるので、お歳暮やお中元など、季節の大型出費はここから捻出する手もあります。

節約アイデア15:旅行は割引を活用!閑散期狙いも

鉄道会社のシニア割引は有名ですが、実は航空会社も年齢によって各種割引が利用できます。スカイマークとエアドゥは60歳以上、ソラシドエアは65歳以上で、事前予約可能な割引がありネットで予約できます。各社の割引率は異なりますが最高で5割ほどです。

他にもJALとANAは、65歳以上を対象に搭乗当日に空席がある場合のみに使える割引制度があり、1区間8000円〜。事前にネットや電話で空席数を確認しましょう。

また1月中旬~2月、11月は旅行客が少ない閑散期。ここを狙えば乗れる確率はより高くなります。

値上げラッシュが続く今。冬の「電気代節約アイデア」「買い替えタイミング」の見極め方もチェックして、無理しない節約を心掛けましょう。

取材・文=児玉志穂(ハルメク編集部) イラストレーション=木波本陽子

※この記事は、「ハルメク」2019年10月号 に掲載した記事を再編集しています。
 

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HALMEK up編集部
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