バイオリン製作工房での楽しい経験です

音楽の楽しみ(創る・奏でる・感じる、膳所弦楽館)

公開日:2023.04.02

滋賀県・大津市の「まちなか交流館 ゆうゆうかん」内のチャレンジショップに開店されて約7年のお付き合いがある、「膳所弦楽館」。新しく音楽ホールを建設されるとの事で、完成をワクワクしながら待っています!

始まりはチャレンジショップ

大津市浜大津に古くからある商店街「菱屋町商店街・丸屋町商店街」に開館された「まちなか交流館 ゆうゆうかん」(2021年閉館)。

チャレンジショップが開設され、そこに新たにバイオリン製作工房ができた。との事で、2017年にお邪魔しました(※その時の模様は、まちづくり大津や自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」2017-06-05に載せています)。

バイオリンの美しい響きは体感していても、その製作過程について全く知らなかった私。これを機会に、バイオリンがどういう過程を経て美しい音色を奏でるのかに興味を持ち、それを記事にしてよいかどうか、代表に確認し快く承諾頂きました。

また、当時私の母が近くの病院で闘病生活をしており、日を空けずに仕事帰りに病院に立ち寄っていました。厳しい病状で、くじけそうになる心持ちでしたが、仕事が休みの日には病院の帰りに「膳所弦楽館」にぶらりと立ち寄り、その曜日の皆様や代表と楽器製作の取材を兼ねて楽しくお喋りし、明るい気持ちになり帰路についたものです。

始まりはチャレンジショップ
楽器用の木材を、さまざまな道具を使い、ひたすら削り出す作業です

新しい店舗へ

チャレンジショップは期限があり、それを過ぎると退去しなければなりません。

代表はすぐ近くに、新しく店舗を構えられました。

その店舗でも着々とバイオリンやチェロ等楽器の製作を続けられていましたが、母の病状は回復せず転院し、「膳所弦楽館」に立ち寄る機会はめっきり減ってしまいました。

母が亡くなった年末に、お世話になったご挨拶に伺うと、いつも楽しくお話をして下さった方が100年前のバイオリンを入手し修復をされている事をお聞きし、修復された暁に演奏会を催して下さる事となりました。

新しい店舗へ
バイオリンの魂、魂柱を入れる器具です
新しい店舗へ
f字孔(エフじこう)から魂柱を入れる繊細な作業
新しい店舗へ
休憩時間のにこやかで楽しい会話

修復された100年前のバイオリンは、美しい音色を奏でてくれました。

新しい店舗へ
人生初の100年前のバイオリン(私は音色を出せません…)

いよいよ音楽ホールが

コロナ禍や諸々の事(母が亡くなった後、数年の間に義母や父の死)があり、久しく訪れていなかった「膳所弦楽館」。

膳所弦楽館で御縁ができた方とは年賀状のやり取りは続けており、コロナも落ち着いてきたので、一度お会いする事となり、膳所弦楽館で待ち合わせをしました。

いよいよ音楽ホールが
子ども用バイオリンの美しい色
いよいよ音楽ホールが
代表が製作中のビオラです

皆様と近況などを楽しくお喋りしていると代表から移転の話があり、どうしたのだろうとお聞きすると、目標であった音楽ホールを建設されるとの事。

いよいよ音楽ホールが
間取り図面です

ホールが完成した折には、皆様で合奏される話がまとまり、演奏をしない私は聴衆として伺うこととなりました。

音楽ホールが完成するワクワク感、演奏会の音楽を聴く楽しみ。

完成したらぜひとも取材させて下さい、と代表にお願いしたのは言うまでもありません!

■もっと知りたい■

黄緑・緑・青緑

もともと自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」で、ファッションやアート、まちあるき、狂言、お酒、漫画、産業、等々。脈絡もなく時々の興味のある事や好きな事・モノについて拙い文章ではありますが、ぼちぼちと書いています。ハルメクWEBでも、好奇心の向くままに書いていきたいと思っています。インスタグラム

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