わがまちの活動ウオッチング(9)

親も子どもも交流できるオープンスペース

公開日:2023.03.10

オープンスペースとは、「乳幼児と保護者が気軽に集い遊べる場所」。広島市が地域と協力して作り上げた「室内版公園」で、他の自治体にもいろいろな形のオープンスペースがあるようです。

わがまちのオープンスペース

おうち遊びに飽きてしまった時にも役に立つ、おもちゃがいっぱい用意されている室内版公園。

乳幼児を安全にゆっくり遊ばせ、親子の・子ども同士の・親同士のふれあい交流の場として活用されています。親同士で育児情報を交換し、保育士に気軽に相談もできる貴重な場です。

わがまちのオープンスペース

わがまちのオープンスペースは児童館、公民館、集会所、ら・ふいっとHOUSE(NPO法人)の4か所で、月5回開催されています。これは他の地域より多いとか。このほか、広島市の場合は、各区に常設のオープンスペースもあります。

我が家の近くのオープンスペースを見学しました

入室退室は自由で、時間制限もなし。お世話してくださる民生委員とボランティアの人たちは、入室開始1時間前から床の雑巾がけやおもちゃの消毒からトイレの清掃、部屋の換気など大忙し。それが終わって、入室OKとなります。

我が家の近くのオープンスペースを見学しました

身近に子育て支援してくれる親きょうだいがいない時、パパママの試行錯誤を助けてくれる、ありがたい交流の場です。

我が家の近くのオープンスペースを見学しました

1.57ショック

1989(平成元)年の合計特殊出生率(女性が生涯に生む子どもの数)が1.57で、過去最低の1966(昭和41)年の1.58(この年は「ひのえうま」)より低かったということで、「1990年の1.57ショック」と後年呼ばれています。2005年には、さらに低下して1.25になったそうです。

お隣の中国でも少子化傾向に歯止めがかからないようで、ひとりっ子政策の後遺症とか言われています。韓国も出生率が急激に低下しているそうです。

昨夏(2022年)、曾孫が生まれました。時折顔見せに来てくれますが、祖父母の場合と違って頻度は少なめです。それに反比例するのは、かわいいと思う気持ちでしょうか。

1.57ショック

2月の連休には、「ハーフバースデー」記念に写真館に出向いて写真を撮って来た、と帰りに寄ってくれました。

米国でも、現代の子育ては以前より大変になっているそうで、ニューヨークタイムズが「現代のパパママは、より多くの時間とお金を子どものために使っている」と報じています。

政府の子育て支援

すぐに思い浮かぶのは「男性育児休業」(2022.10.1施行)、「こども庁」(「こども家庭庁」2023.4.1施行予定)、「学費無償化」(2010年より一部実施されているが今も検討中)などの単語です。

政府の子育て支援

政府は、出生率の低下と子どもの数が減少傾向にあることを認識し、子どもを産み育てやすい環境作りの対策に舵を切ったのですね。

「国家百年の計」、じっくり取り組んでいってもらいたいものです。

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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