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ら・ふぃっとHOUSEが設立され、昨年(2022年)暮れで10周年を迎えました。何か記念になる行事を、ということで、以前ハルトモ倶楽部の企画で体験した「古着でワクチン」を提案しました。
ら・ふぃっとHOUSEとは
ら・ふぃっとHOUSE は、NPO法人悠々自在が地域のボランティアとともに創るコミュニティ・スペースです。
フランス語で「お隣さんの家」という意味だそうで、誰もが気楽に立ち寄れる「居場所づくり」をめざしています。当初は我が家から歩いて2分ほどの空家を借りてオープンし、その後、我が家から5分ほどのスーパーの元店舗に移転して活動が続けられています。
私にとって、「今日行くところがある」「今日用事がある」(野末陳平氏の提唱:高齢者には「キョウイクとキョウヨウ」が必要)場所で、とてもありがたい存在です。
冬のおとなりさん祭り
1年に2回、春と冬におとなりさん祭りを開催します。
定番のぜんざい・コーヒー・唐揚げ・五目ご飯などのほか、山形名物の「玉こんにゃく」作りを実演販売したり、お父さんやちびっ子たちが餅つきを体験したり、子どもたちが菓子釣りに挑戦したり、シニア限定のパソコン教室を開いたり、と盛りだくさん。
住民の、住民による、住民のためのイベントです。
10周年記念に「古着でワクチン」
ら・ふいっとHOUSEは、地域貢献が評価され、2016年に「第5回健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣賞(最優秀賞)を受賞しました。
さらに昨年暮れには、活動10周年にあたって区の「地域活動賞」を受賞。
区長から「地域住民同士のつながりを強化し、地域の福祉の増進や次世代に安心して伝えることのできるまちづくりに貢献されました」とのお言葉をいただきました。
そこで今回のおとなりさん祭りでは、社会貢献の一環として「古着」が役立つことを宣伝するために、祭り会場に「古着でワクチン」コーナーを設けることにしました。
スーパーの元店舗ですので駐車場はありますが、祭り会場になっていて車の出入りは難しいため、一人につき、持ち運べる古着3点までとしました。
「当日受付」としていたのですが、事前に結構集まりましたので、前日にある程度袋詰めしていた方が良いと判断。副理事長のKさんと2袋を途中まで詰めました。
Kさんは、広げた袋の大きさにびっくり。経験者の私の詰め込みテクニックにも驚いていました。
おとなりさん祭り当日は、クリスマス寒波の前触れかのように、うっすら雪化粧の日でしたが、地域の人たちがたくさん集まり、「古着でワクチン」コーナーも盛況でした。
楽しみながら社会貢献、まさに一石二鳥のイベントとなりました。
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