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2021.11.122022年12月22日
わがまちの活動ウオッチング(7)
みんなで清掃して一挙両得
全国の多くの自治体が行っているクリーンキャンペーン。わがまちの17町内会も、春と秋に一斉にクリーンキャンペーンを実施しますが、それとは別に公園を清掃管理してお金をいただいています。
わがまちの清掃活動
17町内会が年2回行うクリーンキャンペーンでは、一斉に公園や側溝の清掃を行います。
わが町内には2か所の公園(305坪と560坪くらい)があり、近くの公園に集まって草取り・ごみ拾いを実施します。
毎回、一つの公園に60〜70人が集まります。約300戸数の町内会ですから、約半数の参加でしょうか。
清掃して町内活動費もゲット
広島市の「公園清掃等報奨金制度」は、「定期的に公園の清掃や除草などを行う町内会などの地域団体に報奨金を交付します」というものです。クリーンキャンペーンは対象外です。
清掃は月1回以上、巡回は週1回以上、除草(5月〜10月)は月1回以上、という最低限のラインが決められています。樹木の剪定は除外し、公園の広さに応じて報奨金が決められています。
1年約3万〜6万のようです。わが町内会は2か所の公園を管理していますので、約6万円が振り込まれ、これを町内活動費の補助に当てています。
清掃活動は数人のグループの当番制とし、月1回は町民の自由参加としています。公園は地域のコミュニティ形成の場ですので、一挙両得です。
わがまち全体では公園が19か所あり、他の町内会や住民の活動サークルもこの清掃活動に参加しています。
クリーンキャンペーンはいつから始まった?
さまざまな使い捨て商品の普及で、全国的な社会問題となった散乱ゴミ。広島市では「散乱ごみ追放キャンペーン」を昭和57(1982)年に開始したと、市のホームページで知りました。
おそらく、昭和39(1964)年の東京オリンピックは高度経済成長へのスタートだっただけでなく、環境美化への意識改革だった、と思います。
あの頃は、痰唾を道端にペッ、紙クズのポイ捨て、ステテコスタイルで通りを闊歩するおじさん、立ちション……は日常の風景でした。
今や、日本は世界一きれいなまち、スポーツスタジアムでは試合が終わると観客がゴミ拾いをするなど、環境マナーも注目されています。
私が参加したことのある清掃ボランティア
広島ならではの活動イベントでしょうか、8月6日が近づくと、平和公園の清掃があります。これまでに数回参加したことがあります。
平和公園は普段から清掃会社のスタッフさんたちがきれいにしてくれていますから、これは、いろいろな企業やボランティア団体が参加しての一種のデモストレーションでもあります。
それから平和公園周辺のゴミ拾いをする「ごみゼロ・クリーンウォーク」。夏の風物詩といわれている川の中を走る「リバーマラソン」の八幡川の清掃に、これまでに3回参加しました。残念ながら、今年もコロナ禍で中止になりました。
八十路を歩く私、我が家の清掃もがんばらなくちゃ。
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