30年経ったらこんなに違った妊娠出産事情
そしてばぁばになる(前編)
そしてばぁばになる(前編)
公開日:2022年12月04日
つらかった妊娠期間と厳しい食事制限
妊娠中の娘はつわりがひどく、おまけに血圧が高くなり心拍数も増え、とてもつらい日々を送っていたようです。
本人いわく「楽なはずの安定期が1か月しかなかった」
胎児も標準より大きくて、双子かというくらい大きなおなかで見るからにしんどそうでした。
妊娠中は生もの・カフェインは厳禁で、緑茶も飲まず、刺身や半熟卵もNGでした。大好きなお寿司も口にしません。
自分の時は、そこまでした記憶がありません。お酒やコーヒーは控えましたが、普通にお茶を飲み、お寿司も食べていたと思います。でもこれが今の常識だそうです。
妊娠中、気をまぎらわすために「産んだら食べたいものリスト」を作っていた娘には、退院後はじめての食事にお寿司を取りました。
リストにはそのほかに、牡蠣やサザエの刺身、塩辛や生クリームたっぷりのケーキなどが並んでいて、居酒屋メニューみたいで笑えます。私はこれらも食べてました。子どもたちごめんね(笑)。
なかなか生まれない!「陣クス」ってご存知?

いろいろな道具を揃えながら、出産の日を待つ私たちです。
今は、便利そうな(だって使ったことありませんから)物がありますね。
正直なところ、そんなのなくても大丈夫なのでは、と言いたくなりますが、実の娘でも「昭和」の人間の母はグッとこらえます。
ナーバスなこの時期、姑が言ったらえらいことになりますね。
予定日を2週間過ぎても陣痛の兆しがありません。
胎児はどんどん大きくなるので、まわりはヤキモキしています。
何でも「陣クス」というのがあるそうです。SNS上では「こんなことをしたら陣痛が来た」という情報がたくさんあるそうです。
代表的なものが、焼肉です。地域限定かもしれませんが、もつ鍋についての話も多いようです。知り合いのお嫁さんも、10日遅れたのでもつ鍋を食べたら陣痛が来たそうです。
また、知り合いの医師いわく、陣痛を促進するホルモンはいわゆる「幸せホルモン」と同じようなものだから、親が仲良くしていたり楽しそうだと赤ちゃん出てくるよ、とのことでした(あくまでも一個人の発言です)。
お肉も食べると幸せホルモンが出るという話は聞いたことがあるので、まったく関係がないとは言えないのではないかと思いました。

さて、わらにもすがる思いで、焼肉ももつ鍋もしました。でも、陣痛はきません。「陣クス」が効かない! さあどうしましょう‼
(後編に続きます)
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