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- 年金受給額を増やす方法が他にもある?!
年金受給者になった あ・らかん です。前回・前々回と、私の年金プランについてお話ししました。今回は、65歳から受け取れる老齢基礎年金について、年金受給額を増やすためにはどうすればいいか……私の決断の続きをお伝えします。
お得な付加保険とは?
任意加入被保険者は、定額保険料に付加保険料を上乗せして納めることで、受給する年金額を増やせます(もちろん、60歳未満の国民年金加入者の方も付加年金を掛けることができます)。
付加保険料は、月々400円です。付加年金額(年額)は「200円×付加保険料納付月数」で計算し、2年以上受け取ると支払った付加保険料以上の年金が受け取れる計算になります。付加保険ですから、任意加入の保険料に上乗せして納めます。付加保険だけの加入はできません。
私は付加保険料を、任意加入の年金保険料と一緒に納めることにしました。
積極的納付によって、受給予想額は若干ですが増えました。今回、任意加入+付加で納付した金額は、老齢基礎年金を10年受給すると元が取れます。長生きできるかどうかは、神のみぞ知るということですからよく考えて利用してくださいね。
銀行金利よりお得!?
老齢基礎(厚生)年金は、65歳で受け取らずに66歳以降75歳までの間で繰り下げて増額した年金を受け取ることができます。繰り下げた期間によって年金額が増額され、その増額率は一生変わりません。老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々に繰り下げすることができます。
0.7% × 65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数 = 増額率 (最大84%)
65歳には少し時間がありますので、受給年齢までよく考えようと思っていますが、現在の銀行金利を考えると、たとえ1-2年でも繰り下げ受給を選ぶ方がいいかななんて思っています。
保険料の後払い(追納)とは?
老齢基礎年金額を計算するときに、保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間があると、保険料を全額納付した場合と比べて年金額が少なくなります。納付猶予や学生納付特例の期間は年金の受給資格期間として計算されますが、年金額には反映されません。
保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間の保険料については、後から納付することにより、老齢基礎年金額を増やすことができるとのことです。しかし、追納は期限があり、すべて追納できるわけではありませんでした。追納が承認された月の前10年以内のものだけとのことで、私は間に合いませんでした。
任意加入保険料や付加保険料・追納保険料は、社会保険料控除により、所得税・住民税が軽減されるといったメリットがあります。
私の年金受給と年金受給額を増やすためにしていることについて、3回(1回・2回)に分けてお伝えしました。年金受給額は、一人一人の加入歴などで異なりますから、ぜひ、ご自分の年金について確認し、相談されることをおすすめしたいと思っています。
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