退職後の国民年金への切り替え手続きについて徹底解説
2021.12.23
2022年03月10日
重要なお知らせです。必ずご本人が開封してください。
国税庁とおともだち
終活婚をして、自宅マンションを売却した あ・らかん です。最近、国税庁とおともだちになりました。「えっ？おともだちってどういうこと？」って思われましたか。
重要なお知らせです。必ずご本人が開封してください
先日、わが家の郵便受けに税務署からのお誘いのハガキが届きました。右上には赤色で重要と書かれ「重要なお知らせです。必ずご本人が開封してください」との注意書きまでついています。「何事かしら？」と、どきどきしながら開封しました。
なんと、昨年（2021年）マンションを売却したことによる譲渡所得の申告が必要との内容でした。国税庁のホームページなどを調べてみましたが、医療費控除などとは違い、複雑で自分ひとりでは作成できそうにありません。「追徴課税されるのかしら？」と不安になりました。
そもそも、税務署から呼び出されれば、誰だって不安を感じるのではないでしょうか。一方で、何千万・何億円という所得があったわけでもないので、課税されても高額ではないから大丈夫との思いもありました。とりあえずは、医療費控除と生命保険料控除の明細書を作り、持参する必要書類を用意しました。
国税庁とおともだちって？
ハガキをよく見ると「予約が必要です」と書かれており、QRコードが印刷されていましたので、携帯のカメラで読み取りました。すると国税庁のLINEに飛び、おともだち申請をするよう求められました。
国税庁とおともだちになると、LINEのトーク画面上で、都道府県→市町村→会場→日程(カレンダーが表示されます)→30分刻みの予約可能時間と残り枠数から選択するだけでした。
ここまでかかった時間はわずか3分、とても手軽に予約を取ることができました。確定申告の相談予約が、LINEでできることに驚きを隠せませんでした。
おともだち関係を解消します
当日、購入時の書類(離婚相手宛の領収証や契約書)と名義変更時の控え、売却時の書類（領収証・契約書・登記書類）など厚さ3cmもある重いファイル2冊を、リュックサックに入れ持ち込みました。会場の受付では検温後、LINEの画面を見せて受付完了しました。
順番になりブースに行くと、専門の係の方が説明しながら、新築時の価格・購入時の価格・減価償却・必要経費・売却価格などを、複雑な基準で計算式にあてはめて計算。最終的には譲渡所得がマイナスになりました。そこで夫の扶養家族として、確定申告を済ませました。
「確定申告は会場ではなく自宅のパソコンでしましょう」とそれはそれはしつこく言われましたが、そもそも呼び出したのはそちらでしょ？ ･･･…こうして国税庁とのおともだち関係は解除されることとなりました。
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