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- 春は更新の季節 ~パスポートを新調して
2020年3月、新卒で勤めた会社を早期退職しました。同時に計画していたニューヨークへの「卒業旅行」は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大で出発直前に断念。以来、私の中で海外はどんどん遠くなり……。
私のパスポート歴
初めてパスポートを手にしたのは1990年、大学2年の夏。友人と3人でヨーロッパ周遊の自由旅行に出かけた年でした。当時のパスポートの有効期間は5年。
期間10年が選択できるようになったのは1995年11月のこと。有効期限が8月の私は、2回目も5年更新となりました。
3回目の更新は記念すべきミレニアム=2000年。迷わず期間10年を選び、2010年に4回目の更新。
そして記念すべき東京五輪開催年の2020年夏に5回目の更新をするはずでした。ところが、4代目パスポート最後のスタンプが押されるはずのニューヨーク旅行が、出発2週間前に頓挫。そのまま海外行きを封印していたら、なんと4代目パスポートをうっかり失効させることに……。
ちなみに、パスポート所持歴30年。計4冊のパスポートには、過去40回の渡航歴が記されています。
12年ぶりの申請手続き
パスポート失効最大のデメリットは、新規申請扱いとして戸籍謄本(抄本)が必要なこと。それを取り寄せる手間と、パスポート番号が引き継げず、新たに発番されてしまうことです。逆にいえば、それだけのこと。当面海外には行けそうもないし、とそのまま放置していました。
ところが2022年を迎え、「そうだ、パスポートを申請しよう!」と決意。12年ぶりの手続きは混雑も無くスムーズに進み、申請から1週間で無事5代目パスポートを入手できました。それだけ海外渡航のニーズが減っているとすれば、寂しい限りです。
ところでこのパスポート、今驚きの進化を遂げていること、皆さんはご存知でしたか?
最新、最強のパスポートに想う
形状は従来とまったく同じですが、ページをめくると、査証欄の全てに葛飾北斎「富嶽三十六景」が描かれています。知らなかった~、素敵! 東京五輪開催予定だった2020年、73年ぶりの大胆なデザイン変更がなされたというニュースを見逃していました。
外務省のHPによると、「富嶽三十六景」全46作品中、10年旅券には24作品(5年旅券には16作品)が使用されています。日本を代表する浮世絵の複雑なデザインは偽変造の防止に役立ち、世界遺産の富士山がモチーフなことも決め手となったそうです。
こうしたセキュリティ性の高さは日本人の信頼にもつながり、日本はVISA無し渡航可能な国が現在192か国。2019年から4年連続でパスポートランキング首位の国なのだとか。つまり、世界最強のパスポートというわけです。
日本人であることが急に誇らしい気持ちになりました。この5代目パスポートを使い始める日がひたすら待ち遠しいです。
ちなみに次回の更新時、私は還暦越え! どんな60代を迎えているでしょうか? 次の10年後を想像するのは前回以上に複雑(笑)ですが、きっとあっという間なんでしょうね。1年1年を丁寧に過ごさなければ、と改めて肝に銘じました。
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