夫からのサプライズ

コロナ禍での安全なリゾートって?

公開日:2021.11.18

終の棲家へのお引っ越し、住所変更や名義変更、旧住居の売却が終わりほっとした あ ・らかん です。今回は我が家のコロナ禍での安全な家族旅行についてお伝えします。

コロナ禍での安全なリゾートって?
大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立

コロナ禍でキャンセルしたものは……

コロナ禍でキャンセルしたものは……

毎年ささやかな家族旅行を楽しんでいる私ですが、2020年に息子が海外挙式をすることになり、家族旅行を兼ねて1週間コンドミニアムに滞在する予約をしました。

息子の挙式に便乗し私たちも写真ウエディングしようと、年甲斐もなくワクワクして申込み金を払い込みました。娘も1年以上も前から休みをとれるように準備をはじめ、私は期限切れのままのパスポートをあわてて新氏名で申請しました。

そんな折り世界中にコロナが蔓延、緊急事態が宣言され海外渡航ができなくなりました。先が見えないため延期することもできず、泣く泣くキャンセルにすることを余儀なくされました。

私たち夫婦の挙式はおまけですからあきらめもつきましたが、一番残念だったのは息子夫婦のプランがすべてなくなってしまったこと。お嫁さんの気持ちを思うと胸が痛みました。     

夫からのサプライズとは?

夫からのサプライズとは?
キッチン・トイレ・バスの他、和室とベッドルームもあり、モデルルームのようです

よほどがっかりしているように見えたのでしょう。なんと夫からのサプライズで、還暦のプレゼントにリゾートクラブの会員権を頂きました(別荘を持つと管理費や固定資産税が必要になりますが、リゾートクラブは会員権を買って年会費を払うだけです)。

国内・海外のリゾート地にコンドミニアムを持っているという感じでしょうか。会員権の価格で利用できる日数が違いますが、我が家は取りやめた海外旅行の費用で買える程度のものです。夫の優しさに感謝しつつ、驚きを隠せませんでした。

コロナ禍での新しい家族旅行の形とは?

コロナ禍での新しい家族旅行の形とは?
家電、調理器具、食器、タオル・バスタオルなどは備え付けられており、掃除をする必要はありませんでした

小さな権利ですが、繁忙期でなければ十分楽しむことができます。今年はコロナ禍2年目で、がまんがまんの生活「旅行したい!!」と思っておりましたから、子どもたち夫婦を誘って出かけてきました。

別々に自家用車で出発し、同乗者が携帯で「今ここを過ぎました」とメールしあって、最終的に高速道路上で走りながら合流することができました。

サービスエリアは人が多いので、トイレ休憩はパーキングエリアを選びました。お茶やお弁当を用意して、車中で食べながらの移動ですので、ここでも不特定多数の人との接触はありません。

食材やゲームなどを持ち込み、外部とはほぼ接触せず自分たちの部屋に滞在します。施設内の温泉に入ってのんびりすることができました。

コロナ禍での新しい家族旅行の形とは?
家族でおこもりリゾート、久しぶりのトランプも楽しかったです

持ち込んだ和牛で焼き肉パーティをしました。焼き肉の匂いも自宅ではないので気になりません。

食後に家族でトランプゲーム、7並べ・ババ抜きなんて「何年ぶりかなぁ」と思いつつ、夫や子どもたちと遅くまで盛り上がりました。残ったお肉で翌日はカレーライスを作り、外食をしないのでリーズナブルな旅行になりました。

コロナ禍でも家族で旅行できたのは、夫の英断があったからです。

「〇〇〇さん、本当にありがとうございます」照れくさくてなかなか言えないけどここに書いておきます。

コロナ禍が落ち着いたら、ここを拠点に観光地へも出かけられますし、2人で温泉にも行きたいですね。コロナでクローズしていたプールやバーベキューなども、子どもや孫たちと利用できる日が来るかしら? と今から楽しみにしています。

 

■もっと知りたい■

あ・らかん

子どもの独立、大学入学、闘病生活など、波瀾万丈の人生ですが、残りの人生を悔いなく過ごしたいと思い、いろいろなことにチャレンジして、ポジティブに過ごしています。50代からの positive life。私のこの10年を振り返りながらお話したいです。

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