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- 終活は元気なうちにぼちぼちと進めることが大事
終活にあたり、一日一個、小さなものから処分しています。何から手をつけるか整理をし、あちこちに手をつけることはせず、その順序を決めました。
終活は体力・気力・根気がある元気なうちに
前回の記事で、終活は一日一個、小さなものから処分すると書き、早速実行に移しました。
そこでいろいろな問題が浮かび上がってきました。その一つが終活には思いがけず大変な体力、気力、根気が必要であると気づいたのです。友人のHさんは私より10歳下なのに、もうせっせと片付け始めている。まだまだ元気なのにと、他人事のように眺めていました。
それに比べ、私はのんびりし過ぎました。Hさんに何が大変かを聞いてみたところ、膨大な写真と食器類、思い入れのある洋服などの整理だということでした。
整理、処分方法に悩みました
単純に右から左へとは、捨てられない物への思いがいっぱいあります。
冒頭の写真の大皿は直径31cm。良い物ではないのですが、祖父母や両親が神戸に住んでいた頃、戦争ですべてを失い、焼野原に残ったのは土の中に埋めてあった大皿などごくわずかな物だったと、母がその皿に料理を盛るたびに話していました。
母はその時の経験から食器類はとても大事にしていたので、我が家の戸棚には、古い物がいまだにたくさん鎮座しているのです。
終活にあたり何から手をつけるか
整理し始めて、あちこちに手をつけることはせず、その順序を決めました。
- 写真の整理
まずはダンボール箱を2個用意し、人物が映っているものとその他に分け、それぞれをダンボール箱に入れます。その他の部類は捨てて、人物の写真に関しては、それらの処分方法を考えて手放すことにしました。 - 食器類の整理
よく使うものは残し、使わないものは捨てます。ただ、先ほどの大皿のように、思い入れのある食器や出番の少ない物は、出し入れをほとんどしない場所に移しました。 - 着物、洋服の整理
5~6年着ない洋服は処分。長期間着ていない洋服はその分、自分自身も年を重ねて似合わなくなっていると実感しています。今さらリフォームする気力もない物は、思い切って捨てることにしました。
- クレジットカードの枚数を2枚までにする
たくさん持っていると、無くしたり、落としたり……。またいらない物を買いかねないし、終活に逆行する行為となるため、減らしていくことにしました。
- 貴金属の整理
自分が迷いに迷いながら、決断して手に入れた貴金属類は、簡単には手放せないものです。写真を撮り、 来るべき時が来たら大事にしてくれる人に、写真を添えて譲るよう書き物にしておきます。もちろん、デザインなどが時代遅れで、いらないという場合もあるので、 何気なく残す相手に確認しておくことも大事だと思います。さもないと手にしても、ぞんざいな扱いをされてしまいそうです。
- その他
大事な事はエンディングノートに書き入れ、IDやパスワードなどは別冊で管理することもいいかもしれません。 このID、パスワード、メールアドレスなどは、きちんと整理して管理しておくことが大事ですが、なるべく減らすということも必要かもしれませんね。
収納場所が多くても、めいっぱい詰め込まず出し入れしやすくするためにも、収納容量の60%くらいに抑えることもいいのではと、理想論ですがそれを目指して今がんばっています。
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