- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 旅行部
- ベトナムで泊まった印象に残るホテル
コロナ禍で海外旅行が難しい今、過去に泊まった印象に残るホテルを紹介をしたいと思います。今回は、世界遺産の街、ベトナムのホイアンにある築200年余の古民家ホテルです。
世界遺産の街ベトナム ホイアンにある築200年余の古民家ホテル
ホテルの良し悪しは個人の感想であり、好みは人それぞれである事を念頭に読んで頂ければと思います。

そのホテルは「ビン フン ヘリテージホテル」。ベトナム中部の古都、ホイアン旧市街地にあり、世界遺産に指定されている街の中にあります。そのエリアには車の乗り入れが禁止されているため、町の入口で車を降り、ホテルまで2~3分ほど歩きます。ホテルは築200余年の総木材の2階建て古民家です。

間口が狭く奥行の長い建物で、客室が計6部屋の小さいホテルです。大きいホテルとは比べ物になりませんが、そんな所がいいと、泊まるロマンチックな人がいるかも知れません。
1階には小さなフロントデスクとロビーがあり、その奥には中庭があります。客室はその奥かと思われます。私達4人が案内されたのは2階の部屋で、下でスリッパに履き替え、ギシギシと音のする、木造の古い階段を上がった所の2つの部屋です。

泊まった部屋はスイートルームかも?
どうやらそこはスイートルームのようですが、私達はスイートを予約したわけではありません。他にあまり客がいなかったせいか、そこに案内されました。超ラッキーでした。
廊下を挟み2部屋あり、奥行を全部使ったと思われる細長い部屋。入口や中の戸などはすべて引き戸です。一番奥に引き戸で仕切られたトイレとバスがあります。

部屋の中の調度品はすべて当時のままのアンティーク家具で、バスははめ込みタブですが、周囲にはどっしりした木材がはめ込まれています。
向かいの部屋のHさんが、今回この素敵なホテルを探し、予約をとってくれました。彼女たちの部屋はこれより少し劣るのか、Hさんは冗談で「私達の部屋はメイド部屋だ」と捨て台詞を残し部屋に帰りました。

透かし彫りの戸がふんだんに使われた、各部屋との仕切り
なぜかバス、トイレと居室との境は透かし彫りの引き戸。戸を開けると又、レースのブラインドがあり、ひもを上げ下げし開閉する。その引き戸の建付けがスムーズに動かない。
向かいの部屋のHさんが来て「この引き戸を左右逆にするといいかも」と、やってみるとなるほどいい。だけどトイレに入る度にこの動作はいかがなものか。ここに着いて少々お腹の具合がよろしくない私には、この細長い部屋で、両極端に位置する私のベッドとトイレの距離を思うと心配でした。
そのため、2日目の夕食を私だけキャンセルし、部屋でおとなしくしていました 。ただ、この歴史ある部屋で、一人いるにはちょっと勇気がいります。

小さいながらセキュリティー対策もしっかりしていました。
着いた日の夜、外からホテルに帰るのが遅かったのか、門を閉められてしまいました。日本の昔々のような木の開き戸を、ドンドンたたき開けてもらいました。
翌朝、けたたましくベルがなり戸を開けると、向かいの部屋の前に、ここに着いてから一度も見たことのない男性が立っていました。どうやら誰かが金庫のナンバーを間違って解除したのか、スタッフが駆け付けたようです。
小さいホテルですが、フロントの男性以外にも男性スタッフがいるようで、それなりにセキュリティーもしっかりしていました。コロナがおさまったら是非お薦めしたいホテルの一つです。
信じられない宿泊代
この時の宿泊費(2014年3月当時)は、朝食込み一人1泊で4,734円でした。現在のこのホテルの宿泊費を、でネットで調べましたが、大きくは変わっていないようです。
■もっと知りたい■
-
ハルトモの腸活のお供は?
人生100年時代をアクティブに楽しむハルメク世代の3人。気になる腸内環境の改善に選んだ「心強い味方」とは? -
50代からの車選びはコレ
運転席や助手席のシートが回転し乗り降りしやすい車をご紹介。自宅にいながらオンライン見学ができ忙しいハルメク世代にお勧め! -
送るだけのシンプル供養
樹木葬や海洋葬など多彩な供養の中で、今注目なのが「送骨」。檀家じゃなくてもお墓がなくてもできる、新しい供養の形とは? -
悪玉菌は老化を早める!?
「腸」は全身の健康を大きく左右する器官。悪玉菌を優勢にさせないために、50代・60代が気を付けるべき習慣は? -
老け見え原因…セルフ診断
50代以降増える「まぶたのたるみ」…こんな症状があれば危険信号!眼瞼下垂の悪化を防ぐ正しいセルフケアは? -
24時間 見逃し配信中♪
美容・お金・趣味…など有名講師による日替わりレッスンを月100回以上楽しめる!詳細は番組表をチェック★