コロナ禍のコミュニケーション不足に気をつける

犬も家族の大事な一員

公開日:2021.05.08

私の住んでいる町でも日々感染者が増えている中、一日中家にこもりきりではと思っていた矢先のこと。我が家の犬の様子が急におかしくなり、慌てていつもお世話になっている獣医さんに診てもらうことになりました。

犬も大事な家族の一員
コロナ禍の愛犬の病気で気づいたこと

突然の愛犬の病気

獣医さんに診ていただいたところ、肝臓がかなり悪い状態であることがわかりました。食べ物もお水も口にしない。つい1時間前までいつものように、近くの大きい公園で他の犬達と走り回っていたのです。人間と違い徐々に悪くなることはないのか、私がその状態をよく観察していなかったのかと反省しきりです。

獣医さんに「ひょっとしたら」とも言われました。それからは毎日治療に通い、家にこもっている場合ではなく、忙しい日々でした。

コミュニケーション不足を解消してくれる愛犬の散歩

そんな時テレビで、ある博士が話してました。人間はこもってばかりいていろいろな人とのコミュニケーションが不足すると、脳の「海馬」の働きが悪くなり、認知機能低下の発見が遅れることがあるんだそう。

そのためには、脳に刺激を与えることが大事なんだとか。家にいても料理や家事など手足を動かし、考えることも脳を鍛えるには効果が大きいと聞き、少し安心しました。

私は大雨で無い限り、車で5分くらいのスポーツ公園に毎日夕方出かけます。そこではいろいろな人と積極的に話すように心がけています。

コミュニケーション不足を解消してくれる愛犬の散歩
毎日出会うウォーキングの人たちにおやつを頂く。彼女達はこの時がとても癒しになるとのこと。ふれあい動物の森です

公園にはいろいろな犬を連れ、人々が集まってきます。飼い主どうしでおしゃべりをしたり、犬と散歩をして一時間位過ごしています。一匹の犬に家族全員でついてきている人もいて、犬よりも人間が多い状態です。私たち人間も楽しく過ごし、犬たちもこの時間を一日のメインイベントのごとく楽しんでいます。

散歩の終わりは嬉しいおやつタイム。順番待ちです

犬が病気の間は、私自身も家で過ごす日々でした。コミュニケーション不足なのか、私自身何か物足りなくつまらない単調な日々。考えれば、私たち人間の認知機能の向上に、犬を飼うことは大いに役立っているのかも知れません。

公園に集まって来る犬の中には、一歳位の子犬が急に増えました。郊外で思いっきり楽しもうということで、ペットの人気が高まり飼う人が増えたのでしょう。

右:4か月の柴犬チロル君とはじめまして
4月の公園は柳が芽吹き、ウグイスの鳴き声がさわやかです。池にはこれから河骨や水連の花が咲きます

犬も生き物、年老いても大事にしたい

コロナ禍で外に出られない日々。犬を飼い、生活に楽しみをというライフスタイルに憧れるのも、この時期ならではの特徴かと思いますが、一過性ではなく子犬が大きくなっても、家族同様に大事に永く扱われることを願いたいです。

我が相棒くろ豆のお友達、チャチャ丸君

 

■もっと知りたい■

くろ豆

趣味は旅行、野菜作り、短歌作りetc.バンコクの魅力にとり付かれ数年おきに行っては美味しいものを食べたり、ショッピング、エステなど楽しんでいます。旅先で見たり感じたりしたことをノートに書き留め短歌作りにも役立てています。ペンネームは私の愛犬であり心強い相棒であるミニチュアシュナウザーの名前からです。

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