人の思いをつなぐきものリフォーム

一つの型紙でレインポンチョと和服用ケープを作る

公開日:2021/01/22

9

着る機会がない着物をリフォームして日常に着用しています。出来上がった作品を見ていただくと「これも活用して」と言って、着物を提供されることがよくあります。今回もそんな着物で作りました。

人の思いをつなぐきものリフォーム

叔母の雨コートでレインポンチョを作る

前回、雨コートをリフォームしたレインポンチョを紹介しました。私自身レインポンチョは必要でなく、いとこの奥さん(T子さん)に譲ることにしました。できあがったポンチョを叔母に見てもらったところ、「T子さん(叔母にとっては甥の奥さん)にだったら、ぜひ私の雨コートでレインポンチョを作って」と言われました。

T子さんは普段からよく叔母を気遣ってくれて、何かお返ししたいと思っていたそうで、叔母自身が作られた雨コートを出してくださいました。私は超特急でレインポンチョを作って、年末にT子さんに送りました。

叔母の雨コート(左)とリフォームしたレインポンチョ(右)
叔母の雨コート(左)とリフォームしたレインポンチョ(右)

いただいた反物で和服用ケープを作る

私は、この叔母のお母さんである、おばあさんに和裁を習いました。当時、おばあさんに仕立ての仕事を依頼されていた呉服商の方は、叔母宅の近所にお住まいで、今も親しくされています。私も叔母宅を訪問するときに出会うこともあり、今回のレインポンチョも見てもらいました。

そのときの会話で、「フードを付けないで、着物用のケープを作りたいけれど、適当な生地がない」と話しました。すると「呉服商は廃業しているけれど、コート地はあります。気に入ったら使って」と言ってくださいました。

高価なものだと思われる寿光織りで光沢のある反物をいただきました。着物の衿に合わせてVネックにしようかと迷いましたが、3日後の法要に着用したかったので、レインポンチョの型紙でフードを付けずに仕立てました。黒っぽいけど、日光に当たると赤みを帯びるケープが出来上がりました。法要に間に合ったのでよかったです。

叔母にこのケープと前述のレインポンチョを見てもらいました。3日間で2作も作ったので「早く仕上げたね。いいのができたね」と言ってもらいました。

自分では「銀河鉄道999」のメーテルみたいだと思っているのですが、孫娘に「もしかしてハロウィン? ドラキュラ?」と言われました。 

日光に当たると赤みが帯びます
日光に当たると赤みが帯びます

元呉服商の方からは、他にもご自身の雨コートと反物の雨コート地をいただきました。黒の雨コート地は「日傘を作って、おそろいで持ちましょう」ということです。ただいま制作中です。

制作中

■もっと知りたい■

やまきひろの

3世代6人家族で暮らし、家事を担当する主婦です。孫の世話もしており、旅行も孫連れが多いです。趣味はきものリフォームで、完成に至るまでのいきさつを交えながら作品を紹介していきます。

この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ