先が見えない中でも、少しでも前向きに

キャンセル続きで生計が…コロナウイルスの脅威の中で

公開日:2020.04.01

30年に渡り、結婚式やセミナーの司会者をしてきたMCイルカさん。新型コロナウイルスによる自粛が広まる中で、予定していた仕事が次々とキャンセルに……。不安な日々の中においても、活動再開の日に向けて前向きな気持ちを語ってくれました。

毎年のこの時期の反省

確定申告の時期になると、「領収書の整理をもっとこまめにやっておけばよかった!」と思います。毎年、この時期に反省するのですが、喉元過ぎれば、なんとやら!本当に進歩のない私です。

小さな会社ですが、事業をやっていますと、確定申告に年明けから頭を悩ませます。2月の半ば、やっと確定申告を済ませ、春のブライダルシ-ズンを迎えようとした矢先、世の中ではとんでもない事が起こり始めました。

イベントのキャンセルが続く……初めての経験

お花

30年間、ブライダルの世界で働いてきましたがが、経験をしたことのない非常事態です。コロナウイルスで、みなさんの中にも辛い日々を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

基本的には、結婚式のキャンセルはできないと、以前、結婚式のキャンセルについてお話しました。

この30年間、キャンセルになった結婚式はわずかな件数でした。それを考えると、今、想定外のことが続いています。結婚式・イベントがことごとく自粛となっています。

私自身も、2月の半ば以後、結婚式、イベント、新年度の新入社員の接遇研修など、ほとんどがキャンセルになりました。

主人はカメラマンで、省庁関連、旅行業界、学校関係、ブライダルなどの撮影をしていますが、同様に、予定していた仕事はほぼキャンセルとなりました。

現在の時点で、すでに1か月間、夫婦で自宅待機の状態です。こんなことは、36年間の結婚生活の中で初めてのことです。

一年の中でも、3月はイベントが目白押しで、稼ぎ時となるはずの時期ですが、1円も収入が見込めないという現状です。先が読めない状況の中で、すでに倒産寸前や、廃業せざるを得ない事業所も、日に日に増えてもいます。私達夫婦にとっても不安な日々です。

前を向いて

お花

こんな状況ですが、少し気持ちが落ち着き、前向きに考えることができるようになりました。

家にこもることが多くなり、体力が落ちることで、免疫も落ち、私たちのような中高年は、余計、コロナウイルスに感染しやすくなると、専門家の助言を聞きました。

私が通うスポ-ツジムも、感染予防のため、閉鎖されていますが、多くのジムをはじめ、他の趣味に関する施設も閉鎖されているようです。

最近、肩こり、首こりに悩まされ、マッサ-ジ椅子に座ることが多くなりました。精神的なストレスもあると思いますが、家にこもっていることで、運動不足になっているのではないかと想像します。

外に出ることで、リスクはありますが、家にこもってばかりいると、他の疾病につながる恐れも、私達の世代にはあるのではないでしょうか?

人がたくさんいる所を避ける、換気の悪い所を避ける、手洗い・消毒の徹底を心掛ける。基本的なことに注意して、コロナウイルスから身を守りましょう。

私は最近専門家の指示に従い、体力が落ちないようウオ-キングを始めました。一年の中で一番、気候のいい時期です。お天気のいい日に、太陽を浴びながら、体力の維持に努めようと思います。近い将来、コロナウイルスが終息したときに、すぐ活動できるように!
みなさん 前向きにがんばりましょう。

MCイルカ

下町生まれ下町育ち、チャキチャキの江戸っ子。どこへ行っても歌手のイルカさんにそっくりと言われMCイルカの名で披露宴の司会をしていました。現在は人材の育成やマナーの仕事等をしています。また40年間キティちゃんが大好き、キティラーです。司会者になるまでの道のりや日常マナー、キティグッズ等を紹介します。

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