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- 糖質オフアドバイザーを目指す~マナーズサウンド
糖質オフアドバイザーのさいとうさん。毎回「食」をテーマに書いていただいていますが、今回はちょっと角度を変えて「音楽」のお話です。
「マナーズサウンド」とは??
夫が脳出血で入院したお話を以前書きましたが、夫の入院中にもう一つ決めていた事がありました。それは、退院したら「マナーズサウンドのサロン」で施術を受けることでした。
マナーズとの出合いは、2016年の春でした。妹が体調不良で、やっと通勤している状態で、病院に行ってもよくならず困っておりました。
ふらりと入った本屋さんで『ゆほびか』という雑誌をみつけたのです。早速、妹にメールをして、「マナーズサウンドという素敵なCDが付録についているから、音楽を聴いてリラックスしてみてね。きっとよくなるよ」と送信。程なくして返信がきました。「銀座のサロンを予約しました」。
えっ? 付録のCDを聴いてみたらと伝えたのに、予約?
どうやら「マナーズサウンド」と検索したら、サロンの紹介が出ていたので電話をしてしまったようです。最初は驚きましたが、今考えると、それ程切羽詰まっていたのですね。何しろ「大きな病院で診てもらいます」と言ったら「どこへ行っても一緒だよ」と医師に言われてしまったそうですから。
サロンの施術に何回か通ううちによくなり、さすがWHOで認められている治療法だと思ったものでした。その後何冊か買ったマナーズの本の中に『全身の巡りをよくしてデトックスするCDブック』というのがあり、体験談が掲載されていました。何と「脳出血で倒れた義弟が驚くほど回復!」となっていたのです。
マナーズサウンドとは、イギリスのマナーズ博士(1915年~2009年)が、医学部2年生の頃から、患者さんを薬漬けにすることや、外科手術で大切な臓器を切除することに疑問を感じ、音や振動が、身体の構造に良い影響を及ぼす事に着目し、それにヒーリング効果を加えて、編み出したものです。
マナーズ博士が活躍していた20世紀後半、ドイツでは「音の薬」というものを処方し、患者に渡していたピーター・フグナーという音楽家がいました。糖尿病の患者さんに、食後30分間聴いてもらう音楽をはじめ、症状別に色々な曲を制作していたのです。医学的治癒効果が高いことで知られ、ヨーロッパの医者や臨床医から高い評価を得ていました。ある学会でマナーズ博士と出会い、意気投合、マナーズサウンドにフグナーの音楽をかさね、マナーズミュージックが誕生しました。「ありとあらゆる身体の不調に働きかけ、症状を緩和していきます」となっていましたので、期待が高まりました。
サロンに行ってみました
幸運なことに、退院後の翌週に予約をとることができました。
有楽町駅からまっすぐ15分程歩いて目的のサロンに着きました。どこへ行くにも付き添うようにと、医師からの指示があり、私が付き添う旨をあらかじめメールをしておきましたので、特製ハーブティーが2人分用意されていました。
まずは問診です。女性セラピストは、幸い麻痺もなく普通に歩く夫を見て「脳出血で入院されていたとは思えませんね」と驚いていました。病状から趣味まで、多岐にわたって聞かれ、いよいよ施術です。
部屋いっぱいに素敵な音楽が拡がり、セラピストさんがシャワーヘッドのようなものをゆっくりと動かして、夫の臓器の音を聞きます。音楽は待合室の私までよく聞こえていて、心地よくなり、ついウトウトとしてしまいました。
「終わりましたよ」の声に、はっとして我に返りました。それからまた、常温のハーブティーを頂きました。真夏ですが、冷えたお茶ではなく、熱いお茶でもないのがいいようです。心に染み入るような優しいお茶でした。
「なぜか私まで、すっかり元気になったようで……」とお話しましたら、「付き添いの方も、ここに来ると皆さん元気になるようです」とのことでした。「では、しばらく様子をみて、またご連絡します」と言って、サロンを後にしました。
効果の感じ方は人によってさまざまではあると思いますが、私は足取りも軽やかになり、心まで満たされて、リフレッシュしたひとときとなりました。
次回は「マナーズミュージック音浴コンサート」です。
■参考文献
- 『全身の巡りをよくしてデトックスするCDブック』平田小百合著 (マキノ出版刊)
- 『聴くだけで全身のストレス・痛みが和らぐCDブック』平田小百合著(アスペクト刊)
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