糖質オフ生活奮闘記  ~憂々自適~

糖質オフアドバイザーを目指す

公開日:2019.04.13

更新日:2019.04.13

糖質オフアドバイザーの資格を取ったさいとうさんが、なぜ資格を取ったのか、どんな勉強をしたのかをつづっていきます。今回は糖質オフに目覚めるきっかけが語られます。

糖質オフアドバイザーを目指す

私は先日認定試験に合格し、糖質オフアドバイザーの資格を取ることができました。
そこで、なぜ私が糖質オフアドバイザーを目指したのか、そして資格を取るまでにどんなことを勉強したのかをお話ししていきたいと思います。

夫が脳出血!

昨年3月末、夫が70歳を目前にして退職いたしました。これからは2人で楽しみたいと、週2回気功教室に通い、旅行や庭園散策、落語鑑賞に映画に美術館と毎日のように出掛けておりました。

ところが6月に入って、夫が突然、脳出血で緊急入院、事態は一変してしまいました。

入院当初は集中治療室でした。

「左に麻痺がきますよ。次に言葉が出にくくなります。嚥下(飲み込み)ができなくなることもあります。その3つがいっぺんに現れることもあります」と散々医師には脅かされました。

CTの画像は確かに出血していましたし、血圧も230ありましたが、本人は信じられない程元気でした。

降圧剤の入った点滴をして3日間、第1段階をクリアし、一般病棟に移りました。心配した後遺症は、幸い何も出ませんでした。やがて点滴の回数も減り、血圧をさげる薬の服用も始まりました。

血圧が下がらない

理学療法士が付き添って、廊下を歩いたり、階段の上り下りをしたり、病院の敷地内を歩いたりのリハビリも始まりました。順調に回復に向かってはいましたが、困ったことがありました。薬を飲んでも血圧が160~170あるのです。

リハビリ以外は安静にしていますのに、なぜなのでしょうか?

体質? 遺伝? とあれこれ悩みました。退院の許可もなかなか出ませんで、6月22日70回目の誕生日も病室で迎えました。

相変わらず血圧高めの日々でしたが、ようやく7月14日42日間の入院生活が終了しました。ただし、しばらくはどこへ出掛けるにも付き添うようにとのこと、途中で夫が倒れたら私の責任だと言われたようで、とても怖くなりました。

暑い夏、近所の散歩にさえも付き添わなければならないのは、思った以上に大変でした。何とか血圧をさげたいと、海藻やキノコ・ミョウガ・トマトなど取り入れて、献立に工夫をしましたが、結果が出ません。

糖質制限を試してみる

糖質制限
※イメージ


困ったときのインターネットで、あちこち検索しているうちに、糖質制限という文字が目に留まりました。糖分の摂り過ぎは身体に良くないと、前から知ってはいましたが、果たして血圧にはどの程度影響するのだろうか?

ちょっと疑問に思いました。でも、今のままでは血圧は下がらないので、試してみたいという思いが、沸々と湧いてきました。

夫に理解してもらい、その日から二人三脚の糖質OFF生活が始まりました。まず甘いお菓子や果物は一切やめて、3食共主食も諦め、おかずのみでお腹を満たしました。

短期決戦、早く結果を出したいので、こんな極端な方法をとったのです。

そして5日目、念願の血圧が140台になりました。久しく見なかった数字に2人共びっくり、信じられず2度も測ってしまいました。50代からじわじわと上昇した血圧が、ついにさがったのです。

小躍りして、再び測るとなんと上昇してしまいました。

「血圧は安静にしてから測るべし、決して飛び跳ねて測らないで下さい」ですね。

次回は、いよいよ血圧安定のための奮闘記が始まります。

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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