新しい魅力を発見!「岸田劉生展」
2022.03.142024年11月25日
2024年に観に行ったアートな催しの一部です
2024年 美術館巡り
11月となり、そろそろ年の瀬を感じる時期になりました。本年に訪れたアートな催しです。
日展京都展
これは私の新年の行事にもなっている程、毎年新年に訪れます。
「キュビスム展・美の革命」
とても面白そうな展覧会でしたので、前売り券を購入し、6月に訪問。
とても満足した美術展で、作品がガラスケースの中に展示されていないため、より間近で見る事ができました。
大抵の美術展では作品保護という名目で、作品が全てガラスケースの向こうにあり、間近で見る事ができないばかりか、ガラスという障害物により作品本来の力が半減されてしまっています。
ガラスフィルム? ガラスコーティング? なしの作品は油のてかり具合やタッチが良くわかりますし、印象そのものが違います。
ピカソやローランサンの画もガラスなしの物があり、そういった画では立ち止まりじっくり観て、画の持つ力をひしひしと感じ、とても満足しました。
満足しすぎて、図録のほかにグッズまで購入してしまいました(汗)。
「日本の巨大ロボット群像」展
学生さんたちが夏休みになる前の7月に行ってきました。第1章から第7章まであり、大変面白い展示内容でした。
第1章の展示は、パトレイバーのイングラム模型雛形でお出迎え。第2章は「鉄人28号」の変遷。
展示を進んでいくと、大興奮! 私の年代では、ドはまりの「マジンガーZ」の展示が。そして、「ゲッターロボ」や「勇者ライディーン」。ガンダムは高校生時代、こちらもリアルで見ていました。
会場にあった、非売品の鉄人28号のぬり絵を頂き、図録とカッコいいイラストの絵葉書を購入しました。
「村上隆 もののけ京都」展
午前中に「日本の巨大ロボット群像」展を見、移動し一息ついてから訪問。庭園にある強大なオブジェも撮影しました。
「ブラック・ジャック」展
これは開催期間が短く、チラシを見てすぐ仕事が休みの平日に行きました。
楽しみに入場すると、手塚治虫さんの生原稿がずら~りと展示されているではありませんか(≧∇≦)!!!
滅多にお目にかかる事ができない生原稿。貴重なモノをこの目でじっくり見られ満足した展覧会で、図録はアートブックとして販売されており、せっかくなので購入。
急いで出掛けて良かった展覧会でした。
「アート・イン・ナガハマ」
久しぶりに訪れましたが、アートと言うよりも、会場は巨大な小物屋さん売り場と化してしまった印象が残ってしまいました。
アクサセリーの出店が目につき、頂いたパンフレットを見ると出店の約3割が細々としたアクセサリーで、その他も帽子や小物や服飾雑貨とか。う~ん。
楽しみにしていた日本酒「長濱」はまだ店頭になく( ;∀;)
魅力的な街である事には変わりありませんが、「アート・イン・ナガハマ」はしばらく訪れないかもしれません。
「春画と日本人」「美しい春画」展
細見美術館で開催されている「美しい春画」展。「春画」そのものが滅多にお目にかかれないので前売り券を購入。
この展示に合わせて京都シネマで「春画と日本人」が上映されており、なぜ「春画」が公開されないのかは映画を見て納得致し、いろいろな感想を持ち、その後細見美術館へ。
春画の公開にはさまざまな自主規制があって、春画だからといって特別視せずに、浮世絵の一ジャンルとして公開すればいいかと思います(※展示館内で会場を区切り、18歳以下は証明書が無ければ入場できないようにすればどうでしょうか)。
デフォルメされた性交の画を見ていると、何だか滑稽な気分になってしまいましたが、浮世絵そのものの彫師さんや摺師さんの当時の技術は目を見張るものがあります。
映画のパンフレットと展覧会の図録はもれなく購入しました。
来年も行ける範囲で(京都・滋賀)面白そうな展覧会があれば、訪れます。
※「美しい春画」展以外は期間終了しています。
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