今年の抱負『動く』をつたない一筆に込めてみる
2023.01.132023年05月13日
駅をイメージしたコーヒー、そのお味は?
高野山へ!電車と秘境、コーヒー飲み比べの旅
秘境駅や昔ながらの小さな集落で途中下車しつつ、専門店でのコーヒーの飲み比べを楽しむイベント「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」。2023年4月16日、このイベントを体験してきました。
コーヒーを楽しむ途中下車の旅
今回で通算6回目の開催となる「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」。“電車で巡る秘境の道”をテーマに、それぞれの駅や秘境をイメージしたコーヒーを、飲み比べできるイベントです。
この日、南海電鉄高野線の各駅には全国各地からコーヒー専門店が出店しており、こだわりのコーヒーを味わうことができます。私が参加した日は青空が広がり、絶好のコーヒー日和でした。
コーヒー旅の準備
まずは真田幸村ゆかりの九度山駅で3枚綴り(当日3枚券 1800円)のチケットを購入。
そのうち2枚はどの店でも使えるのですが、1枚だけはガチャガチャを回して出た店専用となる「運命のコーヒーチケット」。
南海電鉄高野線フリーパスを500円で購入した後は、心のおもむくまま、電車とコーヒーを楽しむ旅に出発です。
一杯目はコハク珈琲
私の「運命のコーヒーチケット」は、九度山駅に出店している「コハク珈琲」。
とても陽気な店主さんで、ウガンダの豆を中煎りし、ペーパードリップで淹れたコーヒーは、すっと抜ける酸味とさわやかな苦みが舌に残る、春空に似合う味わいでした。
二杯目は百合珈琲店
九度山駅から電車に揺られ、次に下りたのは高野山に近い紀伊神谷(きいかみや)駅。秘境駅として知られ、まわりは深い山に囲まれているため、改札がどこにあるのかわかりにくいほどです。
駅から山の中を15分ほど歩いたところに、旧白藤小学校を利用した「Coffeeしらふじ」があり、各教室にコーヒー店が開かれています。
私が選んだのは「百合珈琲店」。
浅煎りのエチオピアモカの豆をネルドリップで淹れたコーヒーは、花のような甘い香りが立ち、でもしっかりと香ばしさを含んだ味わい。とても個性的なコーヒーでした。
三杯目は珈琲屋焙煎太郎
再び電車に揺られ、最後のチケットを使うために降りた駅は、紀伊細川駅。高台にある駅から見下ろす集落には「八坂神社」が鎮座し、見事な大銀杏がご神木としてそびえていました。
その境内には、お目当ての「珈琲屋 焙煎太郎」が。珍しいペルー産の豆を深煎りにしたコーヒーは香木めいた静かな香りと深い苦み。そして常温に近づくほど甘味が増してくる不思議な味わいです。
途中下車を楽しみつつ、さまざまなコーヒーと向き合える「ジャパンコーヒーフェスティバル」。今後も、大阪や京都とさまざまな場所で開催が予定されています。詳しくは、以下の公式サイトをご覧くださいね。
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