リタイア生活。新たな発見

旧宮家邸「東京都庭園美術館」で高貴な芸術の秋を満喫

公開日:2024.11.23

芸術の秋で、美術館巡りをしました。特にオススメなのが、重要文化財にもなっている旧朝香宮邸が、美術館となっている東京都庭園美術館。アール・デコ様式の美しさ、芸術性の高い調度品に、うっとりしました。

旧宮家邸「東京都庭園美術館」で高貴な芸術の秋を満喫
東京都庭園美術館本館 大客室と香水塔

皇族のお宅に招かれた気分

東京都庭園美術館は、目黒駅から近く、港区白金台にあります。

美術館のお隣には、国立科学博物館附属の自然教育園があって、都会とは思えない森が広がり、その一帯は憩いのエリアになってます。

皇族のお宅に招かれた気分
東京都庭園美術館 本館 南面外観

美術館の本館は、昭和8(1933)年に皇族朝香宮家の自邸として建てられたそうで、久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が住まわれていたところです。

当時のフランスはアール・デコの全盛期で、フランス人装飾芸術家アンリ・ラパンに主要な部屋の設計を依頼するなど、アール・デコの精華を積極的に取り入れられたとのこと。

展示はいろいろと変わるのですが、私が訪れたときは、「建物公開2024 あかり、ともるとき」を開催していました(会期2024年9月14日~11月10日)。

建物の中を拝見することがメインの「建物公開2024」という貴重な機会です。

会期中は、閉じられているカーテンが開け放され、見事な庭園が見られました。

皇族のお宅に招かれた気分
東京都庭園美術館 大食堂

テーブルや椅子、クローゼット等、宮邸時代に使用されていた家具を据え、再現展示されており、宮家に招待された気分が味わえます。

どの部屋を見ても、調度品も含めてすばらしい芸術作品のようです。

ドアの装飾から、こだわった室内照明、調度品の細かい細工など、写真を撮りまくりましたよ。

皇族の方って、こういう空間の中で、生活されてたんだなぁとうっとりです。

皇族のお宅に招かれた気分
東京都庭園美術館 本館 香水塔
皇族のお宅に招かれた気分
東京都庭園美術館 本館 二階広間照明柱

絶品コラボスイーツ

美術館の楽しみは、おいしいコラボメニューですよね。

庭園を見ながら、のんびりテラスでお茶できます。

私は午後に行ったので、「Café TEIEN(カフェ テイエン)」でコラボスイーツを堪能しました。

企画展特別デザート「マロンキャラメルサレ、秋の味覚を添えて」です。

塩キャラメルと栗のムースがチョコレートでコーティングされ、マロンクリームが添えられてます。

ちなみに、平日なのに混んでいて1時間待ちでした。

絶品コラボスイーツ
cafe' TEIEN(カフェ テイエン)の企画展特別デザート

美術館に隣接して、「庭園レストラン コモド」があり、オシャレな気分で食事ができます。

シロガネーゼたちのランチタイムに賑っているのかなと、ちょっと憧れます。

ここも、コラボランチのコースがありました。イタリアンとフレンチが融合したお料理です。

もちろん、庭園美術館ですから、庭園も素晴らしいです。3つのエリアがあります。

お屋敷の庭のように芝生が広がり開放感のある「芝庭」。

起伏に富んだ景観と茶室で和の情緒にあふれる「日本庭園」。

ベンチが配された寛ぎの空間で、春にはワシントン桜が楽しめる「西洋庭園」。

絶品コラボスィーツ
東京都庭園美術館 日本庭園

天気もよかったので、のんびり散策しました。

目黒駅の近くなのに、小旅行したような気分を満喫しました。

※画像は、東京都庭園美術館の許可をいただいて掲載しています。

■もっと知りたい■

氷堂るびい

40年間フルタイムで仕事一筋。健康・美容関連の商品企画をしてきましたが、62歳でリタイアし第二の人生です。副業で小説を7冊出版していたのでペンネームを復活。これからは好きなことだけやっていきたいです。好きなもの。「嵐」、健康(食品保健指導士・漢方・発酵他)、パワースポットめぐり、SNS。

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