会社員卒業。自分らしく、どう生きる?(20)

フリーランス初仕事、セミナー講師

公開日:2024.02.19

40年間会社勤めをし、62歳でリタイアすることに。独立して、初仕事の依頼がきました。集客(お仕事をもらうため)用のマーケティングセミナーです。本格的な依頼は、セミナーを見てくれたクライアント次第なので、結果がドキドキです。

セミナー用の資料作り

セミナー用の資料作り

自分の経験を活かす業界に特化した人材派遣のようなエージェントに登録しています。いわゆる外部顧問やアドバイザーのような存在で、専門知識を活かして柔軟な働き方ができます。

初仕事は、お客様からお仕事の依頼をもらうためのセミナーでした。お客様は、健康関係の事業者の皆様で、私の専門分野であるマーケティングで課題を解決するためのセミナーです。

概略をご紹介し、ご興味のある方は、個別にご依頼くださいという「営業」みたいなものです。

エージェントから、お客様の課題などいろいろとお伺いし、セミナー資料を作りました。

企業に勤めていた時は、データを会社で買っていたり業務用の資料が使えたりするのですが、個人になるとそれが一切使えないので、苦労しました。

厚生労働省などの公のデータから、引用するしかありません。

これからは、情報収集のため個人で業界紙などを購読せねば……。

ウェブ配信のセミナー

今回のセミナーは、リアルではなく、ウェブ上に一定期間アップして見てもらうものになります。

ウェブのセミナーなのでウェビナーというのですが、ZOOMの画面でパワーポイントの資料を説明する感じで動画を収録します。

前職でも、商品説明など同じ形式で動画にしていたので、経験はありました。

ウエブ配信のセミナー

でも、いざ、収録となると、めっちゃ緊張して噛みまくるのです。会社で業務で行う社内向けの配信と、個人で仕事をとるための配信なので、緊張が違います。

自宅から参加して、司会者の方と会話しながら収録しているときに、猫の猛アタックをくらって中断したり、トラブル続出です。

ウエブ配信のセミナー

先方がよきように編集してくださるということなので、事無きを得ましたが大変でした。終わった後、あまりの緊張でぎっくり腰になり、今でも腰が痛いです。

公開は3月なので、お仕事の依頼があればそれ以降になります。

退職後の確定申告

退職後の確定申告

前回、開業届と青色申告のことを書きましたが、今年(2024年)の確定申告は、初めてのe-Taxに挑戦しました。

今まで会社で年末調整などいろいろお世話になってきましたが、今年ばかりは自分でやらねばなりません。

3月末での退職でしたし、年金ももらったし、失業給付金があったり、保険料などの控除や医療控除、ふるさと納税など、申告せねばならないことが山積です。

ちなみに、失業給付金は課税対象にはならないので、確定申告は不要です。

個人での収入も経費もなかったので、帳簿は必要なかったのですが、手こずりそうなので無料の白色申告の会計ソフトにチャレンジしました。

わからない項目などQ&Aがあり、ミス入力すると次に進まないし、右往左往しながらなんとか提出書類を完成できました。

こういうソフトは、e-Taxとも連携しているので、スマホとマイナンバーカードでそのまま税務署に申告できます。

退職後の確定申告
e-Taxの完了画面

結果は諸々の控除が効いて、数万円税金が還付されることになりました。よかったです。

ただ、自分が現役を離れもう少し高齢になっていたら、使いこなせたか疑問です。

■もっと知りたい■

氷堂るびい

40年間フルタイムで仕事一筋。健康・美容関連の商品企画をしてきましたが、62歳でリタイアし第二の人生です。副業で小説を7冊出版していたのでペンネームを復活。これからは好きなことだけやっていきたいです。好きなもの。「嵐」、健康(食品保健指導士・漢方・発酵他)、パワースポットめぐり、SNS。

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